実はずっと気がかりだった「スウェーデン民族音楽について」のページをばっさり書き直しました。
何が気がかりだったかというと、以前のものはなんとなくで色々詰め込みすぎたのと、長かったのと、私の当時の思想みたいなものが入りすぎていて、伝えたいことが伝わりにくくなっていたことです。
全部を書かなくても良いんだ、というのが最近学んだことで。
書いている私自身が変化しているので、文章も変化して当然です。
ただ、ニッケルハルパ入門記事の方も見直したのですが、そちらはなぜかあまり書き直したいと思いませんでした。長いのが冗長かなと思いましたが、読んでいたら嫌な気分にならなかったので細部だけ直してそのままにしました。
私自身が変化しているのに、違和感を覚えない過去の文章もあるんだなと思いました。楽器の解説は内容が具体的になるので、そのおかげもあるかもしれません。
私は良かれと思って人のために色々勝手に背負う癖があって、そのせいで後で自分が疲れます。疲れたと気が付いた時には相当無理していて、ダメージが結構大きいです。それで、急に逃げ出したくなります。
だから、嫌なものは最初から嫌だと認めようと思うし、つまらないものはつまらないと思って良いし、断りたいことは断っても良いんだと思うようにしています。最近。
それでもずっとやってきた癖なので、嫌なことが嫌だとわかるセンサーが鈍っています。なんか苦しくて、認めたくない、そんな状態を数日我慢してからようやく「あ、自分に合わないだけだ」と気が付くわけです。以前は数日では済まなかったけど。
私、ニッケルハルパもスウェーデン民族音楽も、人に伝えたい気持ちもあるけど、そもそも自分が楽しみたいんです。
「教え、導く」だけの立場に自分を封印したくないんです。宣教師じゃないんだから。教わりたい人は自分で学べ、と思います。(レッスンやコンサートでの解説は別ですけど!)
結局、自分をそこに閉じ込めてるのは自分自身なんですけどね。
私、やっぱり弾きたいし。ちゃんと心が動くものについていきたいと思います。自分を信じて、掘り下げて。
今日もお読みいただきありがとうございます!