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今までの演奏経歴を振り返る②

/ ニッケルハルパ奏者

続きです。


・2020. 1 ハウジングステージ新宿にて、ポコフィーカとして演奏(約30分)

→ふきっさらしのステージで寒そうだったので、民族衣装の下にセーターを着るという荒業で乗り切ったステージ。でも演奏は良かったと思います。Naoさんと2人でしたが、たぶんすごく合わせてくれたし気をまわしてくださいました。フラダンスの少女たちがあの衣装で寒空の下ステージに立っているのを見たので、私も弱音を吐いてる場合じゃねえ…!と思った記憶があります。弾いている最中に確か日が差してきて、すごく話が飛びますが、私の大好きな高橋優と言う歌手が秋田のステージで「虹」と言う曲を歌っている最中に雨が止み空が晴れ本当に虹が出そうになった(実際は出なかった)、という話を思い出しました。

・2020. 1 千代田区ふれあいHELLOマーケットにて、ポコフィーカとしてオープニングコンサート演奏(45分)

→それまでは演奏の度にすごく緊張していたのに、この頃からポコフィーカとして演奏する時は最初からそんなに緊張しなくなりました。なんででしょうね。緊張しないとなると、音が出しやすいんです。当たり前ですが。あとお客さんの顔を見られる率がぐっと上がるので、良い感じです。良い感じだったので時があっという間でした。曲によっては緊張したものもありましたが、それでも「最初から緊張せずにこんな感じで弾けるのかー」と体感したのは確かこの時が初めてでした(それまでのステージは、最初は緊張してだんだん慣れてくる、というパターンが多かったのです)。演奏の後にパンを食べました。おいしかったです。

・2020. 2 墨田区のフリーペーパーすみだノートの特集「墨田で交わる世界の文化」にて、ソロ演奏と解説(約30分)

→浦和祭でNaoさんとMegさんが紹介してくださったさいたまArts&Healthの方、のご紹介で演奏しました。話を頂いたのが急で、その頃私はスウェーデンに10日間ほど行っていたのですが、このお話を頂いて本当に良かったです。演奏は自由に弾かせていただきましたし、この時のご縁が後々にも繋がっているので。

~自粛期間~

・2020. 5. 17 東京スウェーデン語学校主催オンラインコンサートで織笠美那子さんと演奏・解説(約30分)

→スウェーデン大使館の演奏のところでも書いた速水さん(速水先生)の企画で演奏しました。オンラインだからか、なんだか緊張しました。企画自体は上手くいったし、喜んで頂いてとても嬉しかったのですが、やっぱり生で聴いてもらえるのが一番だなーと思ったのもこの時です。オンラインは便利だしオンラインでできることはたくさんあります。ただ、音楽に関しては私はやっぱり生音が良いな。アナログが良いな。と再確認しました。でもそう思えたのはオンラインで挑戦したからこそなので、速水先生にはいつも感謝しています。あと聴いてくださった方々も知り合いばかりで和みました。

~自粛要請が徐々にゆるまる~

・2020. 8. 23 世田谷美術館にて、レソノトリオとして演奏(11:00~11:30/13:45~14:15 30分×2回)

→コロナ禍での初の生演奏でした。ありがたかったです。レソノトリオも、もともとNanaさんが入っていたところにNanaさんが抜けて私が入ったので(その辺の事情は私は全然わからないのですが、誘って頂いたので入りました)、この3人でやるのは初めてでした。やっぱりギターが入るとポコフィーカとは全然違う雰囲気になるし、違う雰囲気の人達と同時に活動するのは自分にとってメリットばかりだと思いました。この時の演奏は2回とも最初の20分くらいは緊張していて、ああーまだまだ緊張してしまうんだな、私。と思った記憶があります。緊張している時としていない時との身体の感じや音の感じが全然違うのです。ある時点でスッと抜けるから、最後の方は良い感じなのになあと思った2回でした。ただ、世田谷美術館はとても良かったです。

・2020. 8. 29 すみだ生涯学習センター主催「世界をもっと深く知るコンサート/スウェーデン編」にてソロ演奏とスウェーデンのライフスタイルについてのトーク(16時~17時)、ライブ配信も実施

→2月のすみだノートの方が企の立案をしてくださいました。スウェーデンに関するスライドショーや話をするのはこれが初めてでしたが、念入りな打ち合わせとリハーサル、とてもありがたかったなあと思います。私にとってもすごく良い経験になりました。ちゃんとする、ってすごく気持ちが良いということにも気が付きました。今思えば、この企画は自分にとっても大きな一歩だと感じていた分怖い気持ちもあって(大切に思うとその分怖くなる)、やらなきゃいけないのに怖くてできなくて、すんなりと準備がすすめられないことも多々ありました。何かに踏み出す時ってやっぱりすごく怖いんだな、でもそこを前に踏み出せ!と自分に言い聞かせていたのを思い出します。すみだ生涯学習センターはガラス張りで外が見えて、素敵でした。

・2020. 11. 1 無印良品錦糸町パルコ「つながる市」にて演奏(30分×3回)

→こちらもすみだノートの方が繋げてくださった企画です。無印良品の方が色々気を遣ってくださって、ありがたかったです。無印良品で弾くなんて、音楽と楽器にぴったりじゃん!良い!って感じでした。また弾かせて頂けるということなのですが、コロナが広まっているので私は担当の方にご連絡するのを躊躇しています。先のことなら決めておいた方が良いのはわかっているのですが…弾きたいんだけど、まだまだ積極的に売り出しに行けない私がここにいる、という感じです。コロナの様子も見ながら行動します。

・2020. 11. 7 アソビル横丁ステージにてポコフィーカのNaoさんとデュオで演奏(30分)

→こちらはNaoさんが応募してくださった演奏です。Naoさんはいつも演奏の機会を作ってくださり(企画・宣伝は私の現時点での苦手分野)、ありがたいです。土曜の昼間はあまりお客さんがいないらしく、リハを含めて1時間半くらい自由気ままに演奏させて頂きました。その分リラックスして弾けたのと、新曲(曲は伝統曲ですが)を何曲か弾けたので良かったです。せっかくの音楽だから色々な人に聴いて欲しいという気持ちはやっぱりありつつ、でも今回のは経験として良かったなと思っています。緊張しないで弾く感じがなんとなくまた掴めた日でした。

・2020. 11. 26 北浦和公民館にて、スウェーデンの講座「スウェーデンのくらしと音楽」(途中10分休憩ありの2時間。話がメインで、演奏も7曲あり)実施

→すみだの時はトークという感じでしたが、こちらはもっとかっちりした講座でした。さいたまArts&Healthの方の企画です。スライドの感じとか進め方とか、初めてのことだらけでしたが自分なりに試行錯誤しつつ、良い経験になりました。私は演奏をメインにしているので講座というものがちゃんと務まるのか不安な部分もあったのですが、来てくださった方々にとても喜んで頂き、それが自信に繋がりました。私が知っていることをお話することで、こんなに喜んで頂けるのか、と自分の認識があらためられたきっかけでした。お話を頂き感謝しています。

・2020. 12. 6 クローズのイベント、レソノサウンドのニッケルハルパ楽会(生徒さんの発表会を兼ねたイベント)にて、レソノトリオでの講師演奏(約45分)

→クローズのイベントなので演奏の感想だけ書きますが、この日もやっぱり前半は緊張しました。しっかり立てよー!と自分に言い聞かせながらやっていました。後半は緊張が抜けたのでリラックスして弾けました。私は緊張について、本当によく考えます。たぶん考えるのが好きなのだと思います。緊張が抜けた時の身体の感じが忘れられないのです。あの感じで全部弾けたら最高に気持ち良いです。自分を奮い立たせるよりも、普段通りの自分で本番を迎えるのが私は好きです。

・2020. 12. 12 別所公民館にて、ポコフィーカでのクリスマスコンサート(途中10分休憩ありの1時間半)実施

→さいたまArts&Healthの方の企画です。この日は緊張しませんでした。ポコフィーカだと緊張しないのかな。よくわかりません。リラックスしていると時間があっという間なので、弾いていた時のことはあまり覚えていませんが、お客さんがとても楽しんでくださったのが嬉しかったです。聴いている方に喜んでもらえるのは一番のご褒美です。この調子で次も頑張ろう、と思いました。


こうして振り返ってみると、演奏の機会を作ってくださる方、に私はとても感謝しなければいけないなと思いました。しなければいけないというか、もうしているのですが。

ありがとうございます。

演奏や話を通して、お客さんに楽しい時間をお届けしたいです。

臆病な私がここまで歩いて来たように、これからも自分なりの方法で着実に進んでいけたら良いなと思います。あと周りの方へ感謝します。コンサートもレッスンもプライベートも。

いつもお読み頂きありがとうございます。