峰村茜(みねむらあかね)
ニッケルハルパ奏者
はじめまして、ニッケルハルパ奏者の峰村茜です。
HPをご覧いただき、ありがとうございます。
私は大学3年生の時にスウェーデンへ交換留学に行き、それ以来、スウェーデンが大好きになりました。
大学卒業後もスウェーデンへの留学を重ねていた中で、偶然ニッケルハルパとスウェーデンの伝統音楽にふれる機会があり、伝統音楽の親しみやすさとニッケルハルパの響きの美しさに心惹かれました。
その後、ニッケルハルパの伝承地であるウップランド地方の学校へ1年間留学をしましたが、ニッケルハルパの世界は奥深く、一筋縄ではいかない力強さと魅力であふれている、というのを、今でも日々感じています。
そんなニッケルハルパとスウェーデンの伝統音楽、そしてスウェーデンの文化の魅力を日本でお伝えしたいと考え、演奏活動をしています。
【主な活動内容】
活動拠点:東京(遠方も承ります)
ご依頼・お問い合わせは《お問合せフォーム》へ、どうぞ。
※演奏は、ソロでの演奏となります。
※ニッケルハルパ教室はレソノサウンドで開催しておりますので、教室に関するお問い合わせは《レソノサウンド》までお願いいたします。
※留学歴(スウェーデン滞在歴合計4年)・各学校名など含めた詳細な経歴はこちらです→《経歴》
以下、ニッケルハルパとスウェーデンの伝統音楽の紹介です。
~ニッケルハルパとスウェーデンの伝統音楽について~
ニッケルハルパもスウェーデンの伝統音楽も、初めて耳にする、という方が多いのではないでしょうか。
もしよろしければ、まずはこちらの演奏動画をご覧くださいませ。(動画:レソノサウンドのYouTubeチャンネルより)
ニッケルハルパは、スウェーデンのウップランド地方という所で伝承されている楽器です。
ヴァイオリンのように弓で弦を弾き、ピアノの鍵盤のように並ぶキーで音を変えます。
弦は全部で16本ありますが、そのうち12本が「共鳴弦」と呼ばれる「音を共鳴させるための弦」となっています。
この共鳴弦の働きにより、深く美しい響きを生み出すことができます。
「ニッケルハルパ」という名前も、「キーのついている弦楽器」という意味があります。
※nyckelは「キー」。harpaは、現代のスウェーデン語ではハープを指すことが多いですが、もともとは「弦楽器全般」を指していました。
このニッケルハルパで演奏されるのが、スウェーデンの伝統音楽/民族音楽と呼ばれるもの(=folkmusik)です。
スウェーデンの音楽は、ダンスの伴奏の音楽(舞曲)として、人々に日常的に親しまれてきました。
なかでも、「ポルスカ」という曲とダンスが、特に多数を占めます。
お祭りの時に皆でダンスを踊ったり、結婚式の入場行進の際に音楽が演奏されたり。
地域によって、伝承者によって、ダンスも音楽も少しずつ変化しながら、世代から世代へと受け継がれてきました。
シンプルでありながら奥深く、歴史を感じさせながらも自由。
とても軽やかで楽しく、美しく、格好良い音楽です!
スウェーデンの風景を思い浮かべながら、ぜひ聴いていただけたらと思います。
楽器や演奏を通じて、皆さまとお会いできますことを楽しみにしております!
ニッケルハルパについてより詳しく知りたい方はこちら解説ページへどうぞ。
(プロフィール写真撮影:小池拓、その他の写真:峰村茜)
2024年3月更新