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ソロの演奏について普段思っていること。

/ スウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」奏者

ソロで演奏する時に、「他の楽器と一緒にやったらもっと良いのに」と、決して悪気はなく言われることがたまにあります。

悪気はないのと、とても軽い気持ちやポジティブな気持ちで「こうしたら良いのに」と言ってくださっているのだろうということはよくわかります。(あと企画の主旨にももちろんよります)

実際、他の楽器とのアンサンブルで演奏させて頂くことも多く、それはとてもありがたいことだと思っていますしとても楽しいです。今後も続けていきたいです。


ソロでの演奏に関して思うことなのですが、私自身は他の人の演奏を見る時に、それがどの楽器(歌)であっても「ソロの演奏」に感動することが多いようです。

その人の想いみたいなものが直に伝わってくるのと、「1人の人間と1つの楽器でここまでできるんだ」ということにとても感動します。

もちろんそこには技術的な要素(上手いかどうかとか)も関わってきますが、それ以上に、「ごまかさない」という覚悟が強く感じられるんです。

(2人以上で演奏している=ごまかす、だとは全く思っていないのですが!)

1人だと、見ている側には全部見えるし聴こえるし、文字通り「1人で闘っている」のがわかります。しかもそれを、闘うのではなく楽しんでやっているのが見えるし、1人でその「楽しい」という空気を作り出して、その空気でその場を充たして、見ている側(こちらの方が大人数)にもその楽しさを分けてくれるというのは、すごいホスピタリティだしリーダーシップだし豊かさだと思います。

楽器を練習することも音楽をやることも、方法はたくさんあって、人と一緒にやる方法もあるし、1人でひたすら練習することもできます。

私は楽器の練習ができることにいつも感謝していて、弾けることがとても楽しいのですが、それでもそこに大変さが無いわけではありません。だから、自分から見えるどんなに天才的な奏者でも「闘ってきた」瞬間が過去に何度もあっただろうなと想像しますし、今現在トップレベルになってもなお、まだ何かを目指して日々模索しているのだろうなと感じます。(その闘いは苦しいものではないのかもしれませんが)

だからこそ、そこに尊さを感じます。ごまかさない覚悟も、自分の経験を楽しさに変える豊かさも。

私は、ソロで演奏できる機会をとても大切にしたいと思っています。人と一緒に弾くのももちろん大好きですが、でも1人でお客様の前で弾くのも、大好きなんです。ソロは物足りない、と思う方にも何かが伝わるように、私自身が演奏で伝える努力をし続けようと思います。人に伝えられて分けられるくらい自分の中から色々なものが溢れ出るように、自分自身を豊かにしたいと思います。

今日は287曲目「Schottis efter Harald Danelsson」です!

あとご紹介する動画は先日と同じくOlov Johanssonのソロ配信コンサートより、「Bisonpolska」の部分です。そこから再生するようになっています。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

 



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