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良い意味で突き放せ。

/ スウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」奏者
経歴

天気が良いと気分が晴れますね。でも今日は少し寒かった。

以前、「人の演奏を見る時に心理的距離感があまりにも近すぎると演奏する人はやりにくい」的な話を書きました(細かくは覚えていませんがだいたいそんなことを書いたと思う)。

それを最近レッスンでも取り入れるようにしていて、きちんと相手と自分の境界線を明確に区切るようにしています。実際、私がちゃんと良い意味で相手を突き放して見た方が生徒さんがスムーズに弾けているような気がします。

突き放すって言い方はどうかと思いますが、私にとってはそれぐらい思い切った距離感なのです。それが客観的にみるとちょうど良い距離感になっているようです。

以前の私は、その近すぎる距離感が必要なものだと思っていました。親身にならなきゃ、応援しなきゃ、共感しなきゃ。

親身になることも応援することも共感することも大切ですが、相手と自分の境界線はやはり明確にしておくべきだなと最近は思います。私にはそこが無かったので、相手の悩みに自分自身も悩んでしまい、でも相手と私は違う存在だから最終的に相手の考えていることがわからなくて、自分がただ一人悩むことになったり。それで相手があっけらかんとしていると自分が取り越し苦労をした気持ちになっていました。

助けてあげなきゃ、応援してあげなきゃという気持ちは程度により相手にとって重いものにもなりうるし、それをやりすぎる=相手を信頼していないことにもなるので(助けてあげなきゃこの人にはできない、と思っているのと一緒なので)、不必要に心配するよりは信頼して突き放す(でも困ってたらすぐ助ける)をやろうと思います。

それは相手のためでもありますが、私自身のためでもあるのです。人の悩みを抱え込まない。私が人の悩みを抱え込んでしまったら、その人が本当に助けが必要な時に私が助けに行けないので(行っても一緒に溺れてしまう)。ちゃんと突き放す練習です。相手のために、自分のために。

私は自分の足で立つ。そして相手も相手の足で立つ。

104曲目は「Långbacka-Jans polska」です!

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