あけましておめでとうございます。本年もたくさん弾いて参ります。どうぞよろしくお願い致します。
先日、ニッケルハルパも演奏なさるプロカメラマンの小池拓さんに、商材として使用できる写真を撮って頂きました。
撮影場所はレソノサウンドX室。カメラと小池さんの技術がいかに素晴らしいかを実感しました!
小池拓さんのHP→http://takukoike.com/
撮影場所に関しては、商材用写真撮影の場合は事前の申請が必要であったり、特別料金がかかることが多いそうです。レソノサウンドに問い合わせたところ、通常のAプラン(楽器演奏以外の目的での使用)のまま上乗せ料金なし、という大変ありがたい価格で撮影させて頂くことができました。ありがとうございました!
もともとは私個人の写真撮影が目的ではなく、ポコフィーカというユニットの写真を撮影するために小池さんにお願いしたのでした。撮影は順調にすすみ、良い写真をたくさん撮って頂きました!
ポコフィーカでの活動の時は、ピアノのMeguさん(写真左)とバイオリンのNaoさん(写真右)に色々リードして頂いています。今回写真を撮って頂く運びになったのもお二人のおかげです。演奏活動が少しずつ増えてきたので、きちんとした写真を用意することになりました。
ポコフィーカHP→https://pocofika.wixsite.com/mysite
衣装について
私が来ている衣装についてですが、これはスウェーデンのHäveröという地域の民族衣装です。
スウェーデンの民族衣装は地域や時代ごとに様々なものがあります。私のこの衣装は、留学先のUppland地方で一番よく見かけたタイプのものでした。同じ地方でも地域が違うと色や模様が全然違っていたりするので、Upplandの他の地域だとまた別の民族衣装を見かけるかもしれません。あと、時代によっても様々な種類のものがあるそうです。
スウェーデンでは演奏時には民族衣装を着るのが当たり前なのか?と疑問に思われるかもしれませんが、演奏する人でも踊る人でも、最近は民族衣装を着ている人はあまり頻繁には見かけません。特に奏者は、コンサートでもカジュアルな服装をしている人が多いです。ジーパンTシャツとか。格式にとらわれない、という意味ではそれはとても良いことだと感じています。
にも関わらず写真で私が民族衣装を着ているのは、民族衣装が現代でも正式な服装として機能しているものから、という点が大きいと思います。正装は色々な場面で便利ですし、パフォーマンス的な意味でもインパクトがあります。単純に着たいから、というのもあります。
なので、「民族音楽を演奏する人は民族衣装を着なくてはいけない」ということはありませんし、かといって「着てはいけない」というのもありません。
現代的な格好でバリバリのトラッドを演奏している、というのも格好良いですし、その反対もありだと思います。着たいものを着るのが一番ですね。
着たいものを着て、食べたいものを食べて、今年も楽しく音楽しましょう♪