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何かへの「ハマり方・好きになり方」の、自分のパターンを知る。

/ ニッケルハルパ奏者

何かへの「ハマり方」とか「好きになり方」って人それぞれだと思うのですが、私の場合は基本的に「後から好きになる」というパターンが多いです。

最初は「ふーん」とか「まあ、良いかもね」くらいに思っていて、一旦忘れます。

それで半年以上経った後にそれが無性に恋しくなるというか、急によく思い出されるようになって、あらためてもう一度そのモノに接してみるといつの間にかすごく好きになっている、というのが多いです。

だから、好きになる理由もたいていよくわかりません。言えと言われれば理由をあげることもできるんだけど、「なんか、大好きだな」みたいな感じです。その段階に入ると飽きることもありません。親友みたいな感じです。

好きなドラマ、漫画、アニメ、音楽、などなど。ニッケルハルパもそうですね。2015年の夏にスウェーデンで見てから、実際にレソノサウンドに習いに通い始めたのが2016年の3月。始めてからも、時間の都合上続けたり続けなかったりの時期がありました。

(ちなみに、「本」だけはすぐに好きになることが多いです。雰囲気でわかります)

そういう感じなので、例えば何かを始める時や新しいモノに接する時に、私の場合は「気軽さ」を結構重要視します。

最初からプレッシャーをかけられるとそれだけで嫌になってしまうし、人から反応を求められてもたいしてリアクションが返せないのが自分でわかっているので(最初は「ふーん」なので)、できる限り気楽に、そして自分のペースで取り組めることだと安心して始めやすいなあと思います。

もしかすると、人によっては「ガンガン背中を押して欲しい」とか、「どんどん他の人と関わってどっぷり巻き込まれたい」という人もいるのかもしれませんが…私自身がそういうタイプではないのでよくわかりません。私は、押されると逆にひいてしまいますし、どちらかと言わなくても割と、放っておいて自由にさせて欲しいタイプです。

自分のそういうパターンが見えてくると、モノや人との付き合い方も楽になるんじゃないかなあと思っています。

この「後からじわじわ好きになる」というのも、気が付いたのは最近です。気が付いてからは、何か新しいモノに接する時に少し楽になった気がします。私はおそらく、「好きにならなきゃいけない」というプレッシャーを自分で自分にかけがちなんです。だから「最初は好きとか嫌いとか考えずに、『ふーん』で良いんだ」と思うようにしています。

今日の動画は「Polonäs」です!この曲もだんだん後から好きなった曲だなと思います。

ここ数日、「拍を感じきる」ということを意識しています。拍を感じきらないと、拍の終わり頃が一瞬速まって、曲(ダンス)の浮遊感が出ないんです(私の場合)。すると、微妙に駆け足な演奏になるんです。テンポ自体が遅くても。

これは私だけではなくて、結構よく見る光景な気がします。拍が詰まっている、平坦になっている(「ダイナミックにしろ」というのとはまた少し違うので、「平坦」と言う言い方もまた難しいですが)。

つまり反対に言うと、拍を感じきる(上下の運動って感じです)ことができたらそれだけでかなり演奏が「っぽくなる」と思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!