以前も告知させていただきましたが、私の初めてのCDアルバム「NYCKELHARPA（ニッケルハルパ）」を、以下のオンラインショップにて2026.1.1～販売開始します！

★峰村茜オンラインショップ　 https://akanemine.base.shop/

今回はアルバムのご紹介をしていきたいと思います。

※以前の告知記事→【記事・動画公開③】【CD】【コンサート】ニッケルハルパ協会インタビュー③/1st Album「NYCKELHARPA」CD販売/ソロコンサート決定

アルバム名は「NYCKELHARPA（ニッケルハルパ）」

アルバム名は「NYCKELHARPA」です。

忘れないうちに大事なことを書いておきますが、値段は「3000円（税込）＋送料」です。

知人に「ベタなタイトルだね！」と言われたのですが、私は演奏活動の軸として、とにかくニッケルハルパとスウェーデンの伝統音楽について知っていただきたいな～という気持ちがあるので、

「まずはニッケルハルパという単語を覚えていただけたら」と思って、楽器名をそのままタイトルにしました。

（これはずっと前から決めていたことなので、CDを作ろう！と思った時にもすんなり決まりました）

あと、私は「わかりやすい」のが好きというか、人に向けて何かを作る上で、「わかりやすいことが大事だ」と思っているところがあるので、わかりやすくしたいと思いました。

コンセプトもニッケルハルパ（曲数、曲順、デザインなど）

アルバム名がニッケルハルパなので、コンセプトも全部ニッケルハルパにしました。

曲の構成

まず曲数は、「NYCKELHARPA」の文字数に合わせて11曲。

そして曲順も、曲のタイトルの中にそれぞれ「NYCKELHARPA」の文字が順番に入るように並べました。

（先頭の文字ではないのですが…黄色い文字をたどるとNYCKELHARPAの文字になります↓）

曲の内容・アレンジ・演奏について

曲は、私が留学先で教わった曲を中心に（全部ではありませんが）組んでいて、普段から私が好んで演奏する曲で構成しました。

全体的には、「ニッケルハルパの伝承地ウップランド地方に伝わる曲」、特に「長調の明るい感じの曲」が多いかなと思いますが、アレンジも加えているので、明るさの中に少し暗さを入れたり、暗さの中に少し明るさを入れたり、色々混ぜながら演奏しました。

アレンジですが、私は基本的に伝統曲のテンポ感やスタイルを大切に、でも少し長めに演奏するのが好きなので、伝統曲の短いメロディや素朴な旋律を惹きたてる（と私が思う）ような、「前奏・間奏・後奏」などを自由に入れています。

１曲が約４～５分（６分弱）くらいなので、ゆったりと流して聴いていただけると良いかなと思います。

曲や楽器の音色の透明感や、楽しげな部分、儚い感じ、ドラマみたいな部分がより伝わりやすくなると良いかな～、と思いながら弾きました。

また、今回一番苦労したのが音響で、こちらはこれからももっと勉強しないといけないなと思いますが、「ニッケルハルパの音色の雰囲気」を大切にしながら、演奏～録音～音響まで行いました。

素朴な雰囲気をゆったりと楽しんでいただけたらと思います。

デザイン

デザインも、全体的にニッケルハルパを意識して作りました。

特に、「私の楽器にちなんだイラスト」を描いて載せていて、それぞれのイラストの意味についても解説しています。

CDの盤面は、ニッケルハルパの表板みたいになるように、オレンジ色と黒い花模様を入れています。

キーのデザインも、私の楽器の製作家さんのデザインをそのままイラストにしてみました。

その他にも色々です。何か、見ていて発見があるようなデザインにしたいなと思いました。

ブックレット

全12ページのブックレットがついていて、こちらの内容が記載されています。

• 曲紹介
• 楽器紹介
• 伝統音楽の紹介
• ダンス紹介やちょっとしたコラム
• 奏者紹介（私だけですが）

（さっきと同じ写真ですが、この真ん中の冊子がブックレットです）↓

ニッケルハルパもスウェーデンの伝統音楽も初めて、という方にも雰囲気が伝わるような紹介になっていると良いなと思いながら作りました。

曲紹介は、昔の演奏家の紹介（これも少しイラストがあります）を中心に、直接は関係無いかもしれないスウェーデンの話、そして曲を教えてくれた先生や、留学先でのエピソードなども載せています。

紹介動画

実は「アルバムの紹介動画を作ろう」と思って、３週間くらい前に一度作ったのですが、それをそのまま公開にするのか、それとも作り直すのかをずっと迷ったまま、結局３週間経ってしまいました。

見返すと「もっと別の方向性の方が良いのかな」と思ったり（これでアルバムの雰囲気が伝わるのだろうか、と思ったり）、動画編集ソフト（無料版）だと雑音（ピコピコするような音？）が入ってしまうので、それがかなり気になってしまったり、色々悩んだのですが…

今から作り直すのももったいないかなと思ったので、とりあえず公開にしても良いのかな、と思ってもいます。

あと、私は真面目なところもありつつ、少しユーモアを入れるのがいつも好きなので、紹介動画もユーモアを入れて作ったつもりなのですが…

見返すとギャグ要素が全然伝わらないような気もしてきて、いっそのことふざけない方が良いのかな～とか思いましたが（笑）よくわからなくなってきました。

こちらはもう少しだけ悩んでから後で公開しようと思うので、公開したらリンクを貼りますね！

今回はアルバム紹介について書きました。

話がそれますが、私はいつも、大事なことを後出しする（出し惜しみする）癖があって…

スウェーデン留学関係のインタビューなら、ニッケルハルパ留学の話まで行きつく前にたいていインタビュー時間が終わってしまったり、

今回のCDの話も、デザインや曲順やコンセプトのことばかり話して、肝心の演奏についての情報を出し惜しみしてしまう癖があるな～と思いましたが。

CD制作で一番心を込めたのは、もちろん演奏自体です。アレンジも含めて、音の出し方とか、演奏すべてですね。

さきほども書いた通り、私は１曲をわりとじっくり聴くのが好きで、自分もそういう演奏をしたいなと思っているので、伝統曲のメロディの奥深さというのが、ゆったりじんわり伝わるような、丁寧な演奏をこれからも心がけていきたいと思います。

ぜひアルバムの演奏も楽しんでいただけましたら嬉しいです！！