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ノルウェーの国営放送のサイトの紹介(伝統音楽関係の番組の見方など)

/ ニッケルハルパ奏者

この前、スウェーデンやノルウェーの伝統音楽関係の映像の話を少し書きました。

心境の変化について。2~3週間前に書いたことをもう忘れかけている。

↑こちらの記事の後半部分ですね。

今回はこちらの内容の補足で、ノルウェーの国営放送のサイトのリンクと、見方のご案内を書きたいと思います。

私もノルウェー語はスウェーデン語の延長でしかわからないのと、このnrk(ノルウェー国営放送)のサイトをまだ全然使いこなせていないのですが、頑張って書いてみます!

ノルウェーの国営放送のサイト

スウェーデンの映像に関しては、国営放送の伝統音楽関係の番組アーカイブが「海外では視聴不可」なものばかりなので、YouTubeで自分で検索して見るしかないかなと思っているのですが(検索名は演奏家の名前などで)、

ノルウェーのTV番組に関しては少なくともこちらのサイトから見ることができます。

ノルウェーの国営放送(nrk)のサイト→https://tv.nrk.no/

特別な登録や支払いなどは必要ありません。

(他の放送局のサイトでももしかしたら見られる所があるかもしれませんが、民放の場合は会員登録などが必要かもしれません)

見方、検索の仕方など

検索の仕方

このnrkのサイトの見方ですが、おそらく一番簡単なのは検索を使ってしまうことでしょうか。

検索はメニューの「Søk」(=検索)からできます。

検索の単語は「Folkemusikk」(ノルウェー語の「伝統音楽/民族音楽」)です。

カテゴリーから見る方法

また、カテゴリーから探すこともできます。

その場合は、まずメニューの「Kategorier」(カテゴリー)をクリックして、「Musikk」(music)をクリックすると色々な音楽の映像一覧が出てきます。ポップスやクラシックなど。

その中から「Folkemusikk」を見ると伝統音楽関係の番組一覧が出てきます。


検索にしても、カテゴリにしても、何か1つ選ぶと、その番組も見ることができるし、同じ番組のエピソード一覧が出てくる場合もあります。

また、おすすめ機能の「Se også」(=see also、こちらも見てみて)の欄で類似番組のサジェスチョンが出てきたりもします。

そこから好きな番組を色々見ることができます。右向きの矢印が再生ボタンになっています。

字幕機能(Undertekst)

字幕ですが、私が以前見た「新しめの番組」だと字幕をつけて見ることができたのですが、「古い番組」だと残念ながら字幕機能が無いみたいです。

(字幕の無い番組の方が多いかもしれません)

字幕機能は番組を再生した画面の右下の、「四角い吹き出しのようなマーク」から確認することができます。

・字幕機能が無い場合は、クリックしても「Ingen alternativer」(=選択肢無し)と出るだけで、何も選択できません。

・字幕機能のある番組の場合は、吹き出しをクリックすると「Undertekst」(=字幕)のところで「Av」(=off)か「Norsk」(=ノルウェー語)が選択できるので、Norskを選択すればノルウェー語の字幕をつけられます。というか、何もしなくても、最初からNorsk選択になっているかもしれません。

字幕があれば、字幕を頼りに単語を調べたりしやすいのですが、字幕が無い場合、話の内容がわからなくても演奏や雰囲気を見るだけでもおもしろいかなと思います。

私は字幕無しの場合も、なんとかスウェーデン語の延長でわかる単語を頼りに見たりしていますが…単語レベルでスウェーデン語と全然違うものが出てくるとわからなくなってしまいますね~。

スウェーデンの奏者が出てくる回

ちなみに、このノルウェーの番組の中で「スウェーデン人の伝統音楽奏者」を特集した回がありました。こちらです→https://tv.nrk.no/serie/halvbror-til-reven/sesong/3/episode/XHLD04000598

冒頭の3名はもちろん、色々な人やグループが出てくるので、ぜひご覧ください。この前日本に来たVästanå bandのMagnus Stinnerbomの若い頃も出てきます。

出てくる会話もとても興味深いです。良いこと言ってるなあ…と思います。


と、こんな感じでノルウェーの国営放送のTVサイトから番組を見ることができるので、もしよろしければ参考にしてみてください。

私が聞いた話では、ノルウェーの方がスウェーデンよりも「国として」伝統音楽の保存に積極的で(予算とか?)、その影響でTV番組なども多いとか…(スウェーデン人のフィドル奏者から聞いた話なので、根拠が確かかどうかはわかりません)。

映像だと、内容がわからなくても見るハードルが下がるような気がします。

流し見しながらでも伝統音楽を学べるような感じで、おもしろいかなと思うので、興味のある方はぜひ、参考にしてみてください!