ノルウェーの、伝統音楽を扱った昔のTV番組「Halvbror til reven」から、スウェーデン人の奏者が出演している回をいくつかご紹介してきました。
今回は「Swåp」というカルテット(4人)が出演している回を簡単にご紹介したいと思います。
今までの記事↓
・ノルウェーの国営放送のサイトの紹介(伝統音楽関係の番組の見方など)
Swåp(スウォープ/スウォップ)
Swåpは「イギリスの奏者2人と、スウェーデンの奏者2人による4人組(カルテット)」です。
メンバーは、 Karen Tweed(ピアノ・アコーディオン、UK)、Ian Carr(ギター、UK)、 Ola Bäckström (フィドル・ヴィオラダモーレ、Sweden) 、Carina Normansson (フィドル、歌、Sweden) です。
Swåpというのは、バンド名としての造語だと思いますが、「お互いに自国の音楽を教えあう(交換しあう=swap)」という意味でつけられたバンド名だそうです。
私自身はといえば、Swåpの存在は知っていて音楽も聞いたりしていたのですが、実はあまり詳しくは知らなかったんです。
Ale Möllerと同じく、有名だからあまり調べる機会が逆に無い、みたいな感じで。
なので、今回のTV番組でやはり初めてきちんと知りました。
というか、正直に書くと、スウェーデン側のメンバーがこのお二人だということも知らなかったんですよね。
二人ともスウェーデンの伝統音楽界ではやはり有名なので、それぞれ個人では知っていたのですが、「あ、Swåpのメンバーってこの二人だったんだ」という…(笑)
あと、ギターのIanはニッケルハルパ奏者の方とデュオをされたりしているので、それで知っていましたが、「この人もSwåpだったんだ」と思いました。知らないことだらけです。
番組
前置きが長くなりましたが、番組のリンクがこちらです。
「Slåttevandring med Swåp」(Halvbror til reven、Season2、Episode12)
タイトルの「Slåttevandring med Swåp」というのは、「Swåpとともに伝統音楽を旅する(歩き回る)」みたいな感じですかね。
番組はわりと英語が多いので、今回は内容が理解しやすいのではないかと思います。
あと、演奏部分が多いですよね。たくさん演奏してくれていて嬉しいです。それぞれ、各国の2人で演奏している場面もあっていいですね。
Swåpの演奏って、変にがちゃがちゃしていなくて、洗練されている感じがします。落ち着くというか。カッコいいんだけど、同時に癒されるというか。
私はイギリスの伝統音楽事情は全くわからないので、その辺のお話も印象的だと思いました。
イギリスも、イギリス全体でくくるというよりは、スコットランドとか、シェットランドとか、区別している印象があるので、音楽的に結構違う部分があるのだろうなと思っています。
番組でも言っていましたが、アイリッシュ(アイルランドの音楽)もありますもんね。
今回は特に要約などは載せませんが、Swåpの回、ぜひ見てみてください。
という感じで、ノルウェーの番組のSwåp出演回をご紹介しました。
私も本当に知らないことだらけで、そういうことをブログでさらすのは恥ずかしい気もしますが(笑)、知ったかぶりしてもしょうがないので、知らないことは「知らなかった」と正直に書いていきたいと思います。
知らないことを知るのって楽しいなと思います。
スウェーデン人奏者の出演しているノルウェーの番組は、とりあえず私が見た範囲ではここまでで終わりなのですが、もしもまた見つけたら、別の機会に紹介したいと思います。