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今年はニッケルハルパをもう少し深く掘り下げていきたいなと思っている話

/ ニッケルハルパ奏者

今回はちょっと前置きのような話なのですが、最近(以前から?)考えていたことを、自分の頭の整理もかねて書いてみたいと思います!

去年の秋、伝統音楽について色々調べてみて…

去年の夏頃から秋にかけて、伝統音楽に関するキーワードや演奏家についてピンポイントで調べていて、ブログに書いていました。

ちょっとピンポイントすぎて、まとまりのない感じになっていたかもしれませんが…(とりあえず気になったことを調べてみる・有名な演奏家を行き当たりばったりで調べてみる、みたいな)

たまたま調べた演奏家の時代が少しかぶっていたり、出来事がリンクしていたので、「伝統音楽を取り巻く状況」「その時代に起きていたこと」「当時のスウェーデンの様子」みたいなものが、ほんの少しだけ、すきまから垣間見えたような気がしました。

「17分~」の動画が良かった→全体像の把握

特に、去年「見て良かったな」と思ったのが、「17分でわかるスウェーデンの伝統音楽」の動画です。

この動画は、おそらく「学校の生徒に見せるため」みたいな、教育的な観点で作成された動画のようなのですが、演奏家も作成に協力しているみたいで、内容としては信憑性があるかなと思います。

そして、「伝統音楽」という途方もなく大きなトピックを17分でまとめているので、おそらくかなり単純化した内容になっているのだと思いますが…

正直な話、「これくらい単純じゃないとなかなか頭に入ってこないよ!わかりやすくしれくれて、ありがとう!」と私は思いました(笑)

伝統音楽もニッケルハルパも、本当に人によって言うことが違うので、細かい1つ1つの内容にとらわれすぎてしまうと、全体が全然見えてこないんですよね。

そうすると、私の場合「うーん、よくわらかない…」となってしまって、そのまま放置。次に同じ情報を聞いても、もう脳内が自動的にスルーする方向性にいってしまい、全然知識が身につかないぜ…、みたいなことになります。

なので、誰かが細かい情報を一旦スパッと切り離してシンプルにしてくれると、すごく頭に入ってきやすいんだな~と思いました。

(最初はまず、そうやって全体を頭に入れて、その上で個々の細かい事柄・例外などを見ていくと良いのかな?と思いました)

その他にもー宗教との関係、結婚式などなど

あと、演奏家の「フルトクレッペン」や、「フロム・オッレの演劇の解説」などを書いたことで、キリスト教のリバイバル(信仰復興)との関係性や、結婚式の話などを知ることができたのも良かったかなと思いました。

※キリスト教のリバイバル(信仰復興)

→リバイバルの動きが高まった頃、一部の人によって「楽器=悪魔の道具」と言われてしまった時代があり、演奏家が追いやられた時代があったそうです。

また、たとえばイェムトランド地方のとても有名な演奏家ラップ・ニルス(Lapp-Nils)は、晩年信仰心を深くしたことにより、自らフィドルを地面に埋めて、二度と弾かなくなってしまった、とも言われています。

※結婚式

→昔のスウェーデンの結婚式は数日間行われていて、時代によっては花嫁は白いドレスではなく黒いドレスを着用し、たくさんの飾りを身につけ、演奏家は結婚行進曲だけでなく、結婚式でのダンスの演奏、食事の席やご祝儀を渡す時の演奏などもしていました。ダンスでは、花嫁は式の参加者1人ずつ、全員とダンスを踊ったとも言われます。

スウェーデンの昔の結婚式について

ニッケルハルパについても、もっと知っていきたい

そんな感じで、伝統音楽や、ピンポイントな演奏家たちについては多少なりとも理解が深まった去年の秋。

(冬はCDの制作でそれどころではありませんでした)

では、ニッケルハルパについてはどうだろうか?と考えてみると…

まだまだ知らないことがたくさんあるので、もっと知っていきたい!と思いました。

難しい話題・避けてしまうトピック

実は、自分の中で「難しいから避けている話題」みたいなものがあるんですよね。

難しいというのは、さきほども書いた通り、人によって意見が分かれる部分であったりとか、もしくは個々の楽器によってかなり事情が違ってしまう部分であったり。

あとは単純に、私のスウェーデン語力がまだまだであったり、もしくは「1文1文のスウェーデン語の意味は理解できるのに、文章の意味が理解できない・頭に入らない」みたいなトピックです。

これは日本語でもそうだと思いますが、特に学術的な内容や歴史に関することになると、「言語としては理解できるけど、情報としては消化できない」という状態になりますよね。

情報が上滑りしてしまって、文を読んだそばから内容が頭から抜け落ちてしまう。自分の中に情報が入ってこない感じ。なんなら読みながら寝てしまう(笑)

粘りづよく取り組めばわかる部分もある(かも)

一方で、先日スウェーデンの建築関係のTV番組を見て、内容をまとめた記事を書きましたが、その時に「自分に全然知識が無い話題で、初見で『よくわからない』と思っても、粘って2~4回くらい、メモをとりながら見ていればなんとなくわかる瞬間がくる」というのを体験しました。

★こちらです↓①と⑧で内容の濃さが違うと思うのですが、これは8回書いたことでだんだんと慣れてきたからです。

スウェーデンの一軒家(Så byggdes Sverigeを見て①)

スウェーデンの村・社会とのつながり(Så byggdes Sverigeを見て⑧)

結局のところ「地道に」「根気強く」取り組むのが大事なのかな?と思ったんですね。

わからないなら、わかるまでその情報に何度もふれてみることとか、別の角度からそれを眺めてみるとか。

知識としてではなく、周辺の流れも含めて…

ニッケルハルパに関することで、私が「うーん、いまだによくわからない…」と思っていることって、たぶん「知識」として覚えようとしてしまっている部分があって、だから自分の頭に入らないのかな、と思うんです。

知識としてというのは、たとえば「年代」とか「名称」とか「演奏家の名前やエピソード」とかを、ただ文字とか出来事の羅列として覚えようとしてしまう、ということです。

試験前の一夜漬けならそれで良いのですが、私はおそらく「時代背景」とか、「当時のウップランド地方北部の様子(産業・人々の仕事や生活)」とか(ニッケルハルパはスウェーデンのウップランド地方、特に北部を中心に伝統が伝えられています)、ニッケルハルパに関わらない部分・余分な情報も含めて知ることで、やっと頭に入ってくるのかもな~という気がしています。

というか、その方が楽しいかな?と。自由研究みたいな感じで。

…さっき、「余分な情報が無い方が理解しやすい」と書いたばかりなのに、あれ?すみません。矛盾していますかね(笑)

まあ、そんな感じでうろうろしながらやってみたいと思いました。

普段から、「これって実はどういうことなんだろう?」と思っていることがたくさんあって。全部どうにかするのはたぶん難しいのですが、1つ1つ地道に見ながらブログに書いていけたら良いなと思います。


今後の方針みたいな感じですが、思っていたことを書いてみました。

最初はまず、ニッケルハルパと言えば避けては通れない(と私が勝手に思っている)話題について書きたいと思います。といっても、実はニッケルハルパと関係しているかどうか、正直微妙なトピックでもあるのですが…。

私としてはこれについて知ることができたら、それだけで今年は満足!というくらい、自分の中で謎だった(というか触れるのが怖かった)トピックです。

明後日くらいに更新したいと思います!