3月頃にニッケルハルパの弦交換(=弦を新しくすること)をしました。
今回はその話を少しと、ニッケルハルパの弦について、簡単にご紹介したいと思います。
弦交換をしてもらった
「弦交換をしました」と書きましたが、正確には弦交換を「してもらいました」ですね。
弦交換って自分でやる方が結構多いと思うのですが、私そういうのが苦手で、恥ずかしながら自分でやったことがないもので。
それで、いつも楽器の調整とともに、レソノさんでやっていただいています。
(普通にお金を払ってお願いできますので)
いつもとか言って、まだ3回目くらいですけど。
弦交換の頻度
前回交換したのが2023年だったと思うので、1年半くらい経っています。
ニッケルハルパの弦交換の頻度の基準は、人によって言うことが違っていて、
私は演奏活動をしているので、1年ごとに替えるくらいが良いのかな?と思っていますが(1カ月ごとに替えるという人もいる)、
正直な話、ギターのように「弾いていて切れる」みたいなことは無いので、「一生弦替えていない」みたいな人もたくさんいると思います。
年季が入りすぎて、弦に緑青(ろくしょう)が発生しているのも見せてもらったことがあります。ちょっとおもしろかったです。(日本の話です)
そんな感じで、ニッケルハルパの弦交換って、すごいゆるい感じなんですよね。
って、私がそういうことを言ってしまって良いのかわかりませんが。誰かに怒られるかも。
弦交換すると
ただ、弦交換すると音がすごく良くなります。
共鳴弦が、鳴る~~~!!!
って感じです。
演奏弦も、ツーン!キーン!て感じで、パキッ!とします。
伝わりますか?(笑)
とにかく良い感じです(と私は思います)。
人によっては、変化が大きすぎて違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれないのと、共鳴弦の雑音もちょっと響きやすくはなってしまうのですが、それでもやった方が良いなと思います。
軽く弾いても音が響くようになるし、チューニングが合いやすくなります。
あと弦交換した後、楽器を弾くのがワクワクします!(笑)
弦について
弦についてですが、演奏弦はニッケルハルパ用の弦を使います。
共鳴弦は、ギターの弦を使います。
演奏弦(ニッケルハルパの弦)の方が値段が高くて、共鳴弦(ギターの弦)の方が比較すると安価なので、費用的に難しい場合は、共鳴弦だけでも替えると全然違うそうですよ。
私は普段、全部の弦を同時に替えてしまうのですが、もしかしたら共鳴弦だけでももっと頻繁に替えても良いかも、とも思っています。
弦の種類(演奏弦)
で、弦の種類も色々あって、私もあまり詳しくないので期待しないで読んでいただけたらと思うのですが(笑)
たとえば演奏弦(ニッケルハルパ用の弦)だと、Prim(プリム)というところのニッケルハルパ弦を使うのがわりと一般的かなと思います。
演奏弦は、巻弦(まきげん)と、そうでないプレーンの弦(何も巻いてない弦)があります。
この2つの使い分けとしては、たとえば、A弦だけプレーン弦(巻いていない弦)を使い、それ以外は巻弦、という組み合わせであることが結構多いのかなと思います。私の楽器はそうです。
これは楽器を見てもわかると思います。「なんか巻いてあるな」と思う弦が巻弦で、「何も巻いてない弦」がプレーン弦です。
演奏弦(太い弦)4本のうち、一番右の弦だけ、何も巻かれてない(細い)のが見えますかね↓
あとは弦の硬さが違っていて、ハード(赤)、ミディアム(緑)、ソフト(青)の3種類があります(と思います)。
これも色を見ていただくとたぶんわかるかなと思います。さっきの写真↑の私の楽器で言えば、弦の下の方の色が、青・緑・緑・青になっているの見えますよね。私の楽器のセッティングはこう、というわけです。
このセッティングは、楽器によって結構違っています。
弦の種類(共鳴弦)
共鳴弦はギター弦なので、私は本当に全然詳しくないのですが、私の楽器はダダリオのものを使っています。わりと一般的なチョイスなのではないかなと思います。
(演奏弦も共鳴弦も、私が書いているもの以外の弦を使うことも全然あります。色々使って研究するのもおもしろいそうです)
共鳴弦は12本あるのですが、音の高低に合わせて、太さが何種類かで構成されています。
低い音にチューニングされている共鳴弦は太めのものを使っていて、高い音の方が細めのものを使っています。
(具体的な太さの組み合わせは楽器によって違うと思います)
演奏弦も共鳴弦も、基本的には楽器を購入した時のセッティングと同じで良いと思います。
(弦の太さは、はかればわかるらしくて、自分で把握していなくてもレソノさんではかってくれます。私は新しく開封した弦の袋(弦の種類が書いてあるもの)をとっておいて、次回の弦交換の時の参考にしています)
私の楽器の場合
私の楽器はですね、演奏弦は最初に楽器を購入した時のセッティングのままにしているので、ソフト2本とミディアム2本を使っています。
ソフト(青)、ミディアム(緑)、ミディアム(緑)、ソフト(青)です。
あまり同じセッティングの楽器は見かけないんですけどね。
共鳴弦の方は、私は音の並び順を自分で少し変えているので、その並びに合わせて太さもセッティングしてあります。(さっきの写真は昔の写真なので、最初のセッティングのままですが)
(共鳴弦は、雑音が出やすい箇所とか、私の楽器特有の癖があったので、自分で並びを微調整しました)
ということで、雑な感じですが、私の知っている範囲で弦について紹介してみました。
今、すごい「誰かにつっこまれるとしたらこの人につっこまれそうだな~」みたいな人の顔が思い浮かんでいるので、ボロが出ない程度の紹介にとどめておきたいと思います(笑)何か間違えていたらすみません。
弦交換すると本当に音が良くなるので、興味のある方はぜひやってみてくださいね。