ブログに書きたいトピックがたくさん思い浮かんでいて、でも書ける時間と手は限られているのでどれを書くか迷ってしまいます。例えばタイトル的なものを箇条書きにすると
・クラシック以外の音楽をやっている人が言う「クラシックっぽいよね」というマウントには、一切乗らなくて良い
・私は大胸筋が全然使えていない。ということをうすうす知ってはいたが最近あらためて自覚
・以前身体の使い方のことで疑問に思ったことを書いたけど、私が身体の使い方を習っている人から、その疑問へのちゃんとした回答を頂いたのでその内容について(私はこの答えを聞いて納得しました)
・引っ越してから家で音出しできない(というかしない。息をひそめて生活している)ので、Twitterにあげる動画の練習と撮影が困難を極めている。その原因と対策について。
・4/3の北浦和の(駅近くのビルの)コンサートのチケットがまだまだ余っているらしい。個人的な話だけど、スウェーデン民族音楽以外の音楽を全力で弾く私とニッケルハルパは結構貴重なのでぜひ聴いて欲しいと思っている。←今日はこれを書きます!今決めました。
さて、4/3の北浦和のミニコンサートですが、本当におもしろいと思います。というか弾いている私はとても楽しいです!!あと、ここで演奏する曲を通して私はとても成長することができました。
ここで去年の私を知る方なら思うかもしれません。
「スウェーデン民族音楽以外の曲弾くの嫌がってなかったっけ?」
その通りです!私は以前こんな記事も書いていました↓↓
「他のジャンルの曲弾かないの?」と聞かれるのが嫌だった私と、今の考え
今の考えっていうか…要するに嫌だったし、怖かったんだよね、と思います(その気持ちもよくわかる)。ニッケルハルパがただの珍しい楽器扱いされるのが怖かった(一発屋芸人みたいな)。自分が楽器の良さを伝えられないんじゃないかというのが怖かった。自分が演奏してもそれがもし下手だったら、ニッケルハルパに対して申し訳ないし期待して聴きに来てくれる人もがっかりさせるんじゃないかと怖かった。
ニッケルハルパで他の曲を演奏する勇気も無かったし、そもそも自分にその力量も無いと思っていたし、あとは「ニッケルハルパで他のジャンルの曲を弾いたら私は三流になってしまうのではないか?」という不安が猛烈に存在していました。これは掘り下げてみると、実は曲のジャンルの問題ではなく自分の演奏技術や経験への自信の無さの表れだということがわかるのですが。
それから、他のジャンルの曲を弾くことだけが求められてしまってスウェーデンの曲を弾く機会がなくなったら嫌だなとかも思いました。
今なら言えます。
「それは無い!」と。
全ての不安に対して。
弾くなと言われても求められなくても私はスウェーデンの曲を弾くし、「スウェーデン以外の曲を弾いているから三流になる」わけがない(三流どころか、むしろすごい)。楽器の良さを伝えることも上手くなることも、すぐにできることではないかもしれないけど、そんな「今の私」の演奏をニコニコして聴いてくれる人がいるし、その「良さ」をすくいとってくれる人がいる(これは演奏だけでなくレッスンもそうです)。私が自分で無視している色々な要素に光を当ててくれる人達が、私が思っている以上にたくさんいます。
だいたい、スウェーデンの曲を弾く機会がなくなるくらい他のジャンルの曲の演奏を求められるならそれはそれで活躍の場が増えて良いじゃん!そこにさりげなくスウェーデンの曲を混ぜ込んじゃいなよ!とかも思います。
あとブログなので正直に言うと、自信が無い時って「人に利用されるんじゃないか?」という怖れも強いことが多いです。この「人に利用される怖れ」の有無って、自信の有無と比例しているなと思います。自信があると「なんとかなるし、なんとかできる!無茶ぶり無理難題にも応えます!」とか、「できないものは最初から無理って伝えちゃうからそれも全然大丈夫!」と思えるけど、自信が無いと「できない…しんどい…苦しい…でも断れない…嫌な仕事押し付けられた…利用されたんだ…」と思ってしまいます。これは私が実際に経験したことです。
話が逸れましたが、つまり私は去年はスウェーデン以外の曲を弾くのをあんなに嫌がっていたのに、今はこんなに楽しく弾いていて、「ああ、結局人って変わっていくんだなあ」というのが今日の結論です。
この「自分の変化」が毎回とても興味深いと思います。それを記録する意味でもブログに書きたいことが山ほどありますが、少しずつ。あと4/3(土)の演奏、良ければぜひ来てください!楽しいです!
今日の動画は落ち着いた雰囲気のこちらです。Josefinaカッコいいです。この曲自体はあまりよく知らない曲なのですが、癒されます。
私の方の動画は243曲目「Oktobervalsen」です!
今日もお読みいただき、ありがとうございました!