ブレーキンゲ地方の写真紹介、今回はRonneby(ロンネビー)というところに行った時の写真を紹介します。
ブレーキンゲ地方の写真はこれまでに4つほど紹介してきました。
ブレーキンゲ地方の写真(その1)ブレークネ・ホビーの紹介、駅から学校までの道
Ronneby
Ronneby(ロンネビー)は、私がいた学校のある駅「ブレークネ・ホビー」(Bräkne Hoby)の一つ隣の駅でした。
ブレークネ・ホビーよりは色々なお店があり、もう少しちゃんと「町」という感じでした。
ロンネビーには劇場もあり、私は演劇学科にいたので、公演を見るために足を運ぶことも何度かありました。
買い物に行く時には、ロンネビーを通り越してもう少し大きい町に行くことが多かったのですが、こじんまりとしていてきれいな所でした。
大きな公園(Brunnsparken)があり、その近くに文化会館的な施設(会議室やホテルやレストランがあるようなおしゃれめな施設)もありました。
緑が豊かで、こじんまりとした町。でも、ブレークネ・ホビーよりは大きい町、でした。
川沿いの住宅地
このようなところです。
駅前には川はありませんが、駅から少し歩くとこのような川があります。
この川沿いの住宅地の景色が素敵だと思いました。
ロンネビーの写真で私が一番気に入っているのはこちらです↓
本当はこの写真の左側に青いシートで覆われている家(工事中か、外壁を修理中の家)があったのですが、そこが写らないように工夫して撮りました。
川の感じがきれいですね。
ちなみにですが、スウェーデンは電線が地下に埋め込まれている(電柱が無い)ところが多いので、住宅地の写真がとてもきれいに撮れます。
電線があるかないかで、写真の見え方が全然違うんですよね。
公園(Brunnsparken)
公園はこのような感じです。
この日は、学校のプロジェクトで、この公園に子供向けのお芝居をしに行きました。
準備中に撮った写真なので、私達がクラスで使った大道具や小道具が散乱していますが、このような感じでたくさんの人がくつろいでいました。
とても広い公園で、ピクニックするのも気持ちが良さそうでした。
写真はありませんが、公園の近くに庭仕事の道具などを売っているお店があり、日本の「Afternoon Tea」のお店のような柄の庭いじり用のグローブや、しっかりしたエプロンがありました。かわいいなあと思いながら見ていました。
ちなみにこの日私達がやった演目は、「魔女コンテスト」というお芝居で、子供向けのものです。
原作を、クラスの子が脚本にして、皆で舞台、大道具、小道具を分担して作って、衣装も自分たちで作ったり集めたりして準備しました。
内容は、世界一の魔王の奥さんの座を求めて、魔女たちが自分の魔術の腕を競い、コンテストに出るというものです。
主人公は心の優しい白い魔女です。私は一番悪い黒い魔女の役(美容室を経営していて、ムチを持っていて、今までに結婚して殺した夫3人の歯を集めてネックレスにしている)をやりました。
で、私の最初の出演シーンが、請求書だらけのポストの中身にうんざりする、という内容でしたが、
私が出る前からずっと、お客さんの一人(子供ではなくて大人?)がずっと最前列でおしゃべりしていて、「うるさいな」と思っていたので、おかげで最初の「請求書の山に怒りくるうシーン」がちょうどうまくいき、良かった~と思った記憶があります。
(その人はいつの間にか静かになっていました)
写真は無いのですが、私達の公演の後、公園の別の場所でクラシックカーとバイクのショーみたいなのが始まりました。クラシックカーとバイクが続々と公園の中に入ってきては出て行って、おもしろかったです。
あんなにクラシックカーがたくさん並んでいるのは初めて見ました。
そんな記憶のある公園です。
秋の市(Höstmarknad)
ロンネビーでちょっとした秋の市をやっていた時があり、その時の写真です。
過去のブログでもご紹介したかもしれません。
手作り(たぶん)の作品が並びます。
植物の処理の仕方みたいなものの、実演コーナー(写真ではまだやっていませんが)。
屋内の展示。使っているこの建物は、市に関わらず、もともとこういった手工芸の活動などのための建物みたいです。
ブレーキンゲ刺繍は、青、水色、ピンクを基調とした色使いの刺繍が特徴的です。かわいいですよね。
モチーフも鳥や植物が多いです。
キャンドル立てですね↓。
日本と違うなと思うのは、スウェーデンは第一次・第二次世界大戦ともに中立の立場だったということで(積極的に戦争に参加することは、ここ200年ほどしていないそうなので)、このように古い刺繍などが普通に残っていることです。1905年と書いてあります↓
ミニサイズの民族衣装↓
こういう光景とか、写真とかを見ているとほっとするなと思います。
スウェーデンというと、手工芸などがよく話題に出たり、テキスタイルを学びにスウェーデンに行く日本の人も多いと思います。
実際、スウェーデンでは、編み物やテキスタイル関係の趣味を持っている人がとても多いです。
日本の人が「良いな」と思うスウェーデンの姿は、スウェーデンの人たち自身も、誇りに思っている(大切に思っている)ことが多いなと感じます。
以上、ブレークネ・ホビーの隣の駅、ロンネビーの写真をご紹介しました。
スウェーデンの風景など、楽しんでいただけましたら嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。