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「準備してから」ではなく、「今できる範囲でいかに良いものを出すか」を訓練中です

/ スウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」奏者

「練習の時にも本番のつもりでやりましょう」というのは一般的によく言われることで、私も先日ブログにも書きましたが、あらためて意識するととても難しいなあということがよくわかります。

私の場合多いのは、「自分でダメだと思う部分を直してから弾こう」としてしまうことです。

今弾きながら、できる範囲で最高のものを出そうと思えばもっと良くなるのに、一度やり直して…とか、姿勢や弓の動かし方を見直して…といったことを、弾いている最中に考えるのが癖になっているようです。

ちゃんと準備してからでないと弾けない、という思い込みもあるように思います。

「準備してから弾き直そう」ではなく、「今、いかに良いものを出すか」です。


この、常に「今、良いものを出そう」と思えるようになるためには、今の私にはかなり心の筋トレが必要だと感じました。

準備してからやろう…と思うのって、すごく都合の良い「逃げ」になります。楽なんです。「あとであそこを重点的にやるから、とりあえず今はここだけ意識して弾ければ良いか」みたいに。今、手を抜く口実になります。

でももしも今お客様が目の前にいて、楽しそうにこちらを見てくれていたら、そんなことをやっている場合ではありません。とにかく今、良いものを出さなきゃ、となります。そうすると本当に音が良くなります。

この「今やるんだぞ」というのが、頭ではわかっていてもなかなか心が追いつかないので(本番は良いけれど、練習中に気持ちをそこまで持っていけない、というようなことです)、普段からうまく心の筋肉を使えていないのだなと感じますし、それがもっとできるように訓練していきたいと思っています。


自分にダメ出しをするのは、「他の人から攻撃された場合の防御」という役割もとても大きいので、必要な時もあります。

それでも、その防御したい気持ちよりも、伝えたい気持ちが上回った時が、覚悟が決まった時なのだと思います。

実際私は別に誰からも攻撃はされていませんが、もしされたとしても全然構わないので、自分の大事な部分をしっかり表したいと思います。

頑張ります!

今日の動画は「Polkett efter Gås-Anders」です!この曲は誰か特定の人に習ったわけではなく、色々CDなどを聴いて覚えました。細かい音は人によって違うと思います。すごくかわいい感じがして好きです。Gås-Anders(ゴース・アンダーシュ)はUppland(ウップランド地方)のフィドル奏者(1815-1896)で、住んでいた地域(Björklinge)の教会の前に銅像があり、そこの前を通る時は必ず銅像に挨拶しなくてはいけません。多くの曲を伝えた人です。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!