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「The Folk Music Academy」動画視聴の感想

/ スウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」奏者

考えてみれば、今日書きたいと思う内容は昨日ほとんど書いてしまった!

のですが、せっかくなのであらためて「The Folk Music Academy」の動画を視聴した感想を書きます。今のところOlovのレッスン動画だけ全部見ました。まだ公開されていないものも何個もあるようなので、楽しみです!

(The Folk Music Academyについては、昨日のブログをどうぞご覧ください)

↓この感想、ブログを読んでくださる方を意識しているというよりも、私の頭の整理みたいになっているかもしれません。すみません…。全くまとまりがないです…。「よくわからないけど、この人こんなこと考えてるんだな~」という感じでご覧ください!


感想①音質と画質が良い

昨日も書きましたが、音質と画質がすごく良いです。キーも指もとてもよく見えるし、音も本当によく聴こえるので自分の中でのイメージがとても掴みやすいです。「クリアな音の出だしと可能な限り軽く・速いボーイング」という、Olovが普段言っていることがよくわかります。やっぱり言葉で言われるよりもこうして聴いたり見たりした方が、イメージの伝わり方が数百倍って感じです。

 

感想②左手の下からのアングルでのアップが良い

これも昨日も書きましたが、曲を教える際に左手の下からのアングルでのアップがずっと映っています。これがめちゃめちゃ良いです!左手は前からだとあまり見えないので、実際演奏を見てもどうなっているのかが非常にわかりにくいんです。しかもこの角度って、なかなかワークショップやレッスンでも「撮らせて欲しい」って自分からは言いにくいので…(多分言えば撮らせてくれると思いますが)。本当に助かります。

ニッケルハルパを弾く時、左手の指は「なるべくその位置に置いたままで(キーから離さない)」(←キーから離すのは余分な動きになることが多く、また離さないことによって次の音を弾く時に重音として使えるかもしれないので)や「指1本1本の動きよりも次のフレーズの手の形や手の広げ方の感覚を掴め」的なことを一般的によく言われたりするのですが、それがこの角度から見ると「本当にそうだよな~」と思えます。先ほどと同じようなことを書きますが、「こうした方が良い」と言われるよりも見る方が早いんですね。

キーは同じ列のものを2つ以上同時に押した場合には必ず高い方のキーの音が反映されるので、低いキーは全部押しっぱなしで良いですし、弾かない列のキーも押しっぱなしで良いのですが、Olovは「押したキーを不必要に離す」という余分な動作を極力やっていないし、押すときも離す時も最小限の動きで済ませています。また、私は普段メロディを覚える時に、手の形よりもメロディの1個1個の音で覚える癖があり(点と点を繋いで線にしていくような感じ。それ自体は良くも悪くもなく)、またメロディを覚えた後に重音(和音)を重ねていたのですが、Olovの手の形を見ていると「重音ごと一気に、手の形で、フレーズ毎でメロディを覚えてしまった方が楽だな」と実感しました。手の形のイメージって大事なんですね。あと、Olovの手を見ていると離れたキーを押さえる時の手の感じもわかりやすくて、「力を入れずに手を伸ばすってこういう感じかあ」と思いました。

私は今個人的に左手改善キャンペーン中なのですが、Olovの左手や左腕の使い方(上腕が身体の横にあり、肘がちゃんと使えているのが良い。これ私ができていないポイントなんです)を見てから自分で弾いてみたらやっぱり動画を見る前とは全然違いました。良くなりました。もちろん見ないで弾くとすぐ戻ってしまいます。でもそこでまた見ると、やっぱりまた良くなります。こういうのを繰り返していって感覚を掴んでいきます。Olovのやり方を真似しようとして無理な態勢でやりすぎてしまう時もあります。その時はまた軌道修正します。

 

感想③レッスンは回を重ねるごとに教えるペースが早まっている印象

今のところまだ全部のレッスンが公開されていないのですが、公開されている分だけで見ると最初の方のレッスンの方がかみ砕いてゆっくりと解説されています。最後の方の動画はフレーズ毎に弾くだけでどんどん先にいくので、ペースが早めです。これは、あえてこのような構成にしているのだと思います。

最初の方の動画では、曲を教えながらその中で使うテクニックの解説もしてくれています。

あと選曲がOlovらしい選曲で、良いなと思いました。

 

感想④初心者向けの内容もあるけれど、今のところ曲の動画は初心者向けとは言いにくい気がする…。ただし、楽器を始めたばかりの人が見るのもとても有効。

ニッケルハルパの構え方やチューニング方法など初心者向けの内容もあり、また今後公開される動画にもそのような内容の動画あるのかも、と想像はするのですが、HPに書いてあるほど「初心者にも易しい」内容とも思いにくいです…。正直。今のところは。もしもニッケルハルパを始めたばかりの私が曲の解説動画を見たら「えー。無理…」と思うかもしれません…。

ただ、画質と音質(ともちろん奏者)のおかげでニッケルハルパの音や演奏時の身体の使い方、ボーイングの感じのイメージがとても明瞭に伝わってくるので、初心者のうちこそ見ておいた方が良いかもしれません。人によってはイメージがかなり変わると思います。そしてそのイメージのまま、自分が弾ける曲を弾くと感じが変わっていることに気が付くと思います。動画を見て一緒に弾くのも良いのですが、たぶん見るだけでもだいぶ演奏に良い影響があります。というか最初に見る時は、楽器は持たずに観察するのと聴くのに集中した方が良いかなと思います。私はそうしています。おすすめです。


最初に動画を見た時は「こういう風に弾きたい!というか弾けるかも!」という溢れんばかりの希望と興奮を、そして数時間練習した後には絶望を…というまるでジェットコースターのような気分を味わっているのですが笑、ま、いつものことかと思います。こういう風に弾きたい!と思うと、その後できない自分に直面して悲しくなるのが私のいつものパターンなのですが、それでもやっぱり弾くのは嫌いにはならないので続けていくうちに何かが少しずつ変わっていくようです。

あ、ちなみに動画の中でOlovが「E」のことを「A」と言い間違えてしまって、動画の字幕で「Olov、それはAじゃなくてEだよ!」と訂正されている部分があるのですが、あれは多分スウェーデン語と英語が混ざってしまって言い間違えたのだと思います。スウェーデン語では、Eのことを「エー」と読むんです(Aはアー)。動画は英語なのですが、おそらくスウェーデン語の感覚でエーと言ってしまったからのだろうなと思いました(留学中もよくありました)。

今日もお読みいただきありがとうございます!