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小さな変化を大切に

/ スウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」奏者

自分の成長に敏感な時、鈍感な時

他の人と一緒に弾いたり、レッスンを受けたりすると、自分自身の些細な成長や変化に気が付くことができるのに、個人練習になると途端に自分の変化に対して鈍感になり、何もかも振り出しに戻ったような気分になることはありませんか?

私はあります。

誰かの目があったり、ガイドしてくれる人がいると、小さな変化を教えてもらうことができるし、自分でも自身の変化に敏感になることができます。

でも、一人になると「こうしたい」「そのためにはこうしたらよいだろうか」「いや違うかな」などと、たくさんの考えが自分の中に湧いてきて、そういうものを処理している間に自分の現状がわからなくなり、変化にも鈍感で無自覚になってしまいます。(場合によっては変化を「無視」している)

それで、「なんかうまくいかないなあ」と、振り出しに戻ったかのような気がするのです。

何が違うのか

実際には、人にガイドしてもらった時も、(そのガイドによって得た結果を再現するために)自分一人でその後それを練習している時も、その時点で自分が到達している結果自体にはそんなに大きな違いはないのではないかと思います。

違うのは、自分自身の小さな成長や変化に対して、敏感か鈍感か、自覚しているかしていないか。

そして、その時点では結果に大きな違いは無くても、自分の小さな変化に自覚的である場合の方が、その小さな変化を積み重ねていくことで、結果的に大きな収穫を得られるように、私は思います。

いつもより少し意識する、少し変える、だけで大きく変わる

楽器の練習でもなんでも、つい、「これさえやれば一発逆転」みたいな方法を見つけたいと思ってしまいがちですが、実際には「ちょっとした何か」をほんの少し意識するだけで、演奏がかなり良くなることがあります。

その時に、自分で自分の変化に自覚的であればあるほど、その「ちょっとした何か」を自分のものにしていくことができるのですが、自覚的でない場合は、せっかくの変化を自分のものにする前に、その「ちょっとした何か」を逃してしまいます

「ちょっとした何か」を掴むか掴まないかが、後で大きな結果の違いに繋がると思うんです。

何かを劇的に大きく変えるよりも、いつもよりも何かをもう少し意識してみて、それで少しでも良くなったと感じるなら、その方法でさらにもう少し練習を続けてみる。

一見のろまな方法に見えるかもしれませんが、これが結構な近道になるのではないかなと思います。

知っているけどできていないことを、少しずつできるようにする

楽器の練習に限りませんが、理想に近づく方法を私達は知らないようでいて、実は結構知っています。

どうすればいいのかはわかっているけど、やっていないこととか、できていないことがたくさんあります。

それを実践するのは実はすごく大変なのですが(だからできていないのですが)、本当に成し遂げたいことがあるなら、できるところから始めて、小さな変化を感じたらその方法をもう少し続けてみる(悪影響があればやめる)、というのを繰り返していくことが、大切なのだと思います。

今日書いたことは、私自身がまずできていないことであり、できるようになりたいなと思っていることです。

理想にとらわれず、小さな変化を大切に、私も練習を続けたいと思います。