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指先を使えるようにする。

/ スウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」奏者

この前キーを押す力のことを書いたのですが、それを意識し続けていたら一つのことに気が付きました。

私は指先をうまく使えていないので、もっと指先を中心とした動きも取り入れていくと良いということです。

どういうことかというと、まず楽器を弾くにしても何かの動作をするにしても、身体を動かす時に「その動作に一番必要な部分や、その対象に一番近い部分から動かす」という原則があります。

よく、「高いところにあるものをとろうとする時に、『腕を上げてとる』と思うよりも『木になっているリンゴをとる』ようなイメージで指先からいく方が、楽に腕が上がる」と言いますが、それと同じです。肩や腕からいくのではなく「指先からいく」という感じです。

弓を持つ右手も、キーを押さえる左手も、指先を使う。その方が効率的で、かつ繊細なニュアンスを表現でき、身体にとっても楽です。

で、私がこれができていないのにも理由があります。楽器を教えている人がたまに「指先だけではなく身体ごといけ」ということを言ったりして、その言葉だけが頭に残っていて、ついなんでも私は「身体ごといかなければいけない」と思ってしまっているようなんです(誰かに言われたというよりも、そういう言葉をよく聞くので耳に残ってしまっています)。

この「指先だけではなく身体ごと」というのは、私が先に書いた「指先からいく」ことと矛盾していません(と私は思います)。

昨日、「身体は色々な部分が連動している」と書きました。指先を中心に動かしている際も、例えば動いているのが一見指先だけのようであっても、そこに至る筋肉は肘の方から繋がっています。つまり指先以外の部分も働いています。また、指先を中心に動かすといっても、そこから動きが大きくなる場合は必ずどこかの時点で手、手首、肘、腕、肩と、より大きな単位での動きへと移行していきます。その際指先の動きを中心に、身体全体が連動していくようでなければいけません。

「指先だけではなく身体ごと」と指示する時は、おそらく「そもそももっと動きを大きくした方が良い」とか、「指先と他の部位の意識が切り離されているので、身体の他の部位も同時に意識すると良い」というような意味で使われるのかなと勝手に推測しています。それを言葉だけ受け取って、「指先だけを動かすのはダメなんだ」と思ってしまうのは半分誤りだと思います。

また、「指先だけを動かす」というよりは、「指先を使えるようにする」とか、「指先を中心とした動きができるようにする」という方がしっくりくるかもしれません。

私の場合、特に左がどうしても「肩からいく」というイメージで楽器に触れていたようで、その分肩周辺を固めてしまっていました。だからなるべく意識を指先に持っていき、そこから手・前腕・肘・上腕・肩(肩甲骨・鎖骨)とイメージしていった方が弾きやすいということに気が付きました。肩周りも楽ですし、キーに触れるのもすごく楽です。

高い音のキーを押さえる時も、肩からいくとかなり左腕と左肩が辛い姿勢になるのですが、指先からいくと楽にいけると思いました。あと慣れていない曲を弾く時にも、音を思い浮かべながら弾くと「自然と手がそこにいく」という割合も少しだけ増えたように思います(肩からいっていた時は、まずキーの位置を目で確認しないと弾けませんでした)。

あと何よりも一番感じるのは、音色の違いです。

まず、左だけではなく右手(弓を持つ方の手)も指先を使うと、細かいニュアンスがよりはっきりしてきます。私はスウェーデン語も外国語として話すのですが、私なりに語学で例えると「子音を良い感じに発音できる舌先の使い方」というのが、この右手の指先(弓の細かいタッチ)という感じがしています。スウェーデン語は「t」などの発音を良い感じに離せるとすごくそれっぽくなるのですが、それと同じで弓の細かいニュアンスが表現できるとすごく音楽が生きてくると思います。

更にその例えで言えば、左手の感じは「母音の口の状態」とも近いような気がします。この右手(子音)と左手(母音)の感じがうまく合わさった時に初めて音(発音)全体が良くなるような、そんな感じです。

指先がうまく使えて、そこに至る他の部分もリラックスして必要な力で弾けると、それまで力ずくで弾いていた固い音がより艶やかに、そして力ずくで出していたフォルテがより響きのある太い音になると感じています。

正直、今日の練習では「なんかいつもほど力ずくに弾いていないのがちょっと拍子抜け?」と思ってしまったのですが、これはこれでまだ途中段階だと思うので、ここを経るとおそらく以前よりも更に表現力や力強さを出せるのではないかなと思っています。

明日は北浦和での演奏なので、楽しく演奏します!今ちょっと別件で気にかかっていることがあるのですが、私の力ではどうにもできないことなので、自分にできることを全力でやりたいと思います!

今日の曲も昨日に引き続き同じアルバムから。楽しい曲の組み合わせです。

この前キーを押す力のことを書いたのですが、それを意識し続けていたら一つのことに気が付きました。

私は指先をうまく使えていないので、もっと指先を中心とした動きも取り入れていくと良いということです。

どういうことかというと、まず楽器を弾くにしても何かの動作をするにしても、身体を動かす時に「その動作に一番必要な部分や、その対象に一番近い部分から動かす」という原則があります。

よく、「高いところにあるものをとろうとする時に、『腕を上げてとる』と思うよりも『木になっているリンゴをとる』ようなイメージで指先からいく方が、楽に腕が上がる」と言いますが、それと同じです。肩や腕からいくのではなく「指先からいく」という感じです。

弓を持つ右手も、キーを押さえる左手も、指先を使う。その方が効率的で、かつ繊細なニュアンスを表現でき、身体にとっても楽です。

で、私がこれができていないのにも理由があります。楽器を教えている人がたまに「指先だけではなく身体ごといけ」ということを言ったりして、その言葉だけが頭に残っていて、ついなんでも私は「身体ごといかなければいけない」と思ってしまっているようなんです(誰かに言われたというよりも、そういう言葉をよく聞くので耳に残ってしまっています)。

この「指先だけではなく身体ごと」というのは、私が先に書いた「指先からいく」ことと矛盾していません(と私は思います)。

昨日、「身体は色々な部分が連動している」と書きました。指先を中心に動かしている際も、例えば動いているのが一見指先だけのようであっても、そこに至る筋肉は肘の方から繋がっています。つまり指先以外の部分も働いています。また、指先を中心に動かすといっても、そこから動きが大きくなる場合は必ずどこかの時点で手、手首、肘、腕、肩と、より大きな単位での動きへと移行していきます。その際指先の動きを中心に、身体全体が連動していくようでなければいけません。

「指先だけではなく身体ごと」と指示する時は、おそらく「そもそももっと動きを大きくした方が良い」とか、「指先と他の部位の意識が切り離されているので、身体の他の部位も同時に意識すると良い」というような意味で使われるのかなと勝手に推測しています。それを言葉だけ受け取って、「指先だけを動かすのはダメなんだ」と思ってしまうのは半分誤りだと思います。

また、「指先だけを動かす」というよりは、「指先を使えるようにする」とか、「指先を中心とした動きができるようにする」という方がしっくりくるかもしれません。

私の場合、特に左がどうしても「肩からいく」というイメージで楽器に触れていたようで、その分肩周辺を固めてしまっていました。だからなるべく意識を指先に持っていき、そこから手・前腕・肘・上腕・肩(肩甲骨・鎖骨)とイメージしていった方が弾きやすいということに気が付きました。肩周りも楽ですし、キーに触れるのもすごく楽です。

高い音のキーを押さえる時も、肩からいくとかなり左腕と左肩が辛い姿勢になるのですが、指先からいくと楽にいけると思いました。あと慣れていない曲を弾く時にも、音を思い浮かべながら弾くと「自然と手がそこにいく」という割合も少しだけ増えたように思います(肩からいっていた時は、まずキーの位置を目で確認しないと弾けませんでした)。

あと何よりも一番感じるのは、音色の違いです。

まず、左だけではなく右手(弓を持つ方の手)も指先を使うと、細かいニュアンスがよりはっきりしてきます。私はスウェーデン語も外国語として話すのですが、私なりに語学で例えると「子音を良い感じに発音できる舌先の使い方」というのが、この右手の指先(弓の細かいタッチ)という感じがしています。スウェーデン語は「t」などの発音を良い感じに離せるとすごくそれっぽくなるのですが、それと同じで弓の細かいニュアンスが表現できるとすごく音楽が生きてくると思います。

更にその例えで言えば、左手の感じは「母音の口の状態」とも近いような気がします。この右手(子音)と左手(母音)の感じがうまく合わさった時に初めて音(発音)全体が良くなるような、そんな感じです。

指先がうまく使えて、そこに至る他の部分もリラックスして必要な力で弾けると、それまで力ずくで弾いていた固い音がより艶やかに、そして力ずくで出していたフォルテがより響きのある太い音になると感じています。

正直、今日の練習では「なんかいつもほど力ずくに弾いていないのがちょっと拍子抜け?」と思ってしまったのですが、これはこれでまだ途中段階だと思うので、ここを経るとおそらく以前よりも更に表現力や力強さを出せるのではないかなと思っています。

明日は北浦和での演奏なので、楽しく演奏します!今ちょっと別件で気にかかっていることがあるのですが、私の力ではどうにもできないことなので、自分にできることを全力でやりたいと思います!

今日の曲も昨日に引き続き同じアルバムから。楽しい曲の組み合わせです。

私の動画は246曲目「Polska efter Schedin」です!

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

 



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