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楽器の構えを見直していて思うこと。

/ スウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」奏者

最近私は楽器の構え方や姿勢をあらためて大幅に見直しています。

いつも意識はしているので、普段から少しずつ方法を変えてはいましたが、やはり根本的なところを大幅に見直すのは時間がかかるものです。

構え方のことばかりに意識が向いてしまって肝心の音色に繋げられないと本末転倒なので、それは普通通り(本番のつもりで)弾きつつ、弾きながら試行錯誤…という方法をとっています。

慣れた弾き方の方が上手く弾けるような気がする時もありますが、それだとどこかに痛みが出たり無理が出るので、その方法はあえてとりません。すると一時的には音が悪くなったりミスタッチが増えますが、そこをいかに乗りきるか、です。一時的に悪くなったと思っても、そこで諦めずに根気よく集中し、より良く弾けるように試行錯誤します。

なんとなく自分で良い方向性と悪い方向性がうっすらとわかるので、身体の状態が良い方向性でできている時は、一時的なミスは平気だ、と思っています。


不思議なのは、以前は上手い奏者の姿勢をいくら真似してもできなかったり(体格の違いがあるから私には無理なのか?と思っていたり)、外見上は真似できたように思えても身体に無理があったり弾きにくかったりしたのですが、こうして自分にとってより楽な姿勢を内側から追求していくと、結果的に自然と上手い奏者達の共通する構え方(=以前真似しようとしてもできなかった構え方や弾き方)に外見的にも近づいていく気がする、ということです。

あの方達がああいう風に構えているのは必然なのだなと思いましたし、あんなに外側から真似しようとしてもできなかったことが、今なら「そうする方がしっくりくる」という感覚が出てきて、なるほどと思います。

同じ目的を志向していても、アプローチの方法が違うだけで結果に大きな差が出るということがわかりました。


またもう一つ不思議なのは、今、私はストラップを自分史上「最短」にしているのですが、外見だとそうは見えない気がする、ということです。

以前の長くしていた時の方が窮屈そうであったりして、今は「かなり短くしているのに以前よりも窮屈そうではない」。つまり、「窮屈そうに見えるのは、必ずしもストラップの長さが短すぎるのが原因というわけではない」というのを身をもって実感したのです。かえってストラップが長すぎて、楽器を近づけるために猫背になってしまっていたり、あとは右手の肘が外側にいきすぎている(右肩が外転しすぎている)ことによって窮屈になってしまうこともあり、原因は身体とのバランスにもあるのだと思いました。


まだまだ改善の余地がたくさんあるので、弾いていない時間にとても軽い筋トレ(と呼んでいいのかわからないくらい軽いトレーニング)をしたりストレッチをしたりして身体を普段から楽にしながら良いポジションを探っていきます。結局、身体作りがしっかりしている人は楽器の構えも安定していると思います。

今日の動画は「Vals (Långdans) efter Gustaf Strutz」です。ワルツ、もしくはロングダンス(という種類のダンス)の曲です。とても素敵な曲です。

細かい話をするとこの曲は4パート構成になっていて(曲が4パートに分かれている)、私は最初の2パート(Aパート・Bパート)のかたまりをもう一度繰り返してからC・Dパートに入り、最後にAパートで終わりにするのが個人的に好きです(つまりAABBAABBCCDDAA)。動画だと最後のAパートは時間的に入らなかったので、入れていません。

今日もお読みいただきありがとうございました!