今回は先日書いた「こじんまりと弾く癖」などを意識して練習している最中の動画を載せます。
全体的に、「音と弓のコントロールはこれからもっと良くなるだろう」という感じで、自分の中ではまだ途中ですが、この状態でも見ていただく方が自分にとって良いなと思いました。
ぜひご覧いただけましたら嬉しいです。
動画
「Djävulspolska från Flen」(フレーンで伝わる悪魔のポルスカ)
Ditte Anderssonにこの曲を習った時、Cパートの弾き方のコツ(アクセントのつけ方)を丁寧に教えてもらったのですが、実はCパートだけでなく、AパートとBパートの音の雰囲気を作るのも意外と難しい、ということをよく考えていました。
この動画の演奏は、細かい点で思う所は色々ありますが(ちょっと焦って聞こえるところなど)、全体的な方向性としては自分がしたい演奏に近づいていると感じていて、とても嬉しいです。良くなってきたと思いました。
音楽なので弾き方は毎回少しずつ変わりますが、大きな核を自分の中で持てるといいなと思っています。
参考までに、以前の動画はこちらです↓違いなどご覧いただくと、おもしろいかなと思います。
・響きを聴く練習で、ゆっくり弾いたもの。2023.2.9
・2020年頃のもの
Härjedalsschottis(ヘリエダーレン地方で伝わるショッティス)
Olov Johanssonが色々な重音を入れていて、とてもカッコいいので真似していますが、重音を入れれば入れるほど難しいです。
普段の私なら、ここで重音を入れずに「メロディだけ」できれいにゆっくりと練習しますが、今は挑戦の時なので、かたい音・汚い音になるのを承知で重音を入れました。テンポも以前はゆっくりと弾いていましたが、ゆっくりに慣れすぎてしまったので、今はショッティスのテンポ感を意識しています。
重音とテンポに慣れるともっと良くなると思います。音のタイミング、ショッティスのリズム感、やわらかさなど、より弾きこんで自分の中に入れていきたいと思います。
以前のものはこちら↓
・2020年のもの
Brudpolska efter Wilhelm Gelotte(ヴィルヘルム・ファロッテ伝承の結婚式のポルスカ)
この曲は、Ditteから言葉で教わったことと、言葉では教わってはいないけど本人はやっているであろうことなどを両方できると良いなと思っています。今はまだ慣れるのに精いっぱいで、探っていますが。
動画ではDjävulspolskaと少し似せた感じで、普段より速め&軽めで弾く実験をしてみました。最終的には、Djävulspolskaとはまた違う方向性の演奏になる曲かなと感じています。
最後にBパートの後半を入れるのは、Ditteに習ったアレンジ(Ditte AnderssonとCajsa Ekstavによるアレンジ)をそのまま踏襲していますが、曲を普通に弾く場合はCパートで終わりです。
以前のものはこちら↓
・2020年のもの
動画は以上です。
Djävulspolskaはここ1~2カ月集中的に弾いていたので(ほとんどこの曲だけを弾いていたので)、他の2曲よりも曲が自分の中に少し入ってきた感じがしていて、嬉しいです。
なので、先週くらいからは、他の曲を中心に練習し始めています。
自分の中に曲が入るように。
どの曲も留学帰国後から弾いていますが、最近やっと1曲1曲のことが少しわかってきたような気がします。
私は同じ曲を深めて練習するのが好きなので、引き続き執念深く、楽しく厳しく練習していきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。