先日手荒れがひどいということを書きましたが、気合を入れてケアしていたらここ数日で治ってきました。良かったです。先週は、手を洗った後は叫び出したくなるくらいすごく痛かったので。
ここで油断しないように気をつけます。
今日は朝用事があり、その後スウェーデン語の授業(受講する方)、スウェーデン語の予習(コロナの新聞記事を読む)と、あと練習をしていました。
どう頑張っても自分の作るハモリ(”ステンマ”と言う)が納得いかない曲が2つあって、どちらも同じ地方の曲なのですが、和音は全然変ではないのにこんなに納得がいかないのはおかしいと思ってよく考えてみたら、ハモリではなく自分のメロディの弾き方が納得いかないのだということに気が付きました。
ハモリの問題じゃなかったみたいです。
ちなみに私がハモリを作る時は自分でメロディを録音して、それに合わせて弾きながら(もしくは歌いながら)作っていきます。楽譜におこすことは私はしないのですが、それは単純に、私にはその方法が合っていないからです。弾きながら出てくるものの方が自分にとって自然な和音や音の流れであることが多いので、覚えやすいし弾きやすいのです。作ったものは忘れた時用に一応録音しますが、自分から出てきたものは結構覚えていられることが多いです。
ハモリはメロディのハモリではありますが、ハモリ自体の流れというのも結構大事です。メロディとの和音の感じだけでハモリを作ってしまうと、ハモリ自体の流れが無くなり弾きにくくなったり、覚えにくくなったり、聴きにくくなったりもします。音が飛んでも良いので、自分なりの流れがあるハモリができると、例え音が飛んでも不思議な和音を使っていても、メロディと合わせた時に自然な感じになります。自分の中でなんとなくここでこう来て欲しい、というのが見えると作りやすくなります。
そんなことを考えていました。
ぶっつけ本番で、一発勝負的な感じで即興でハモるという人もいますが、それはよっぽど上手い人のなせる技か、もしくは本番で特に良いパフォーマンスをしなくても良いと思っている人のやることだと思います。本番でそれ通りに弾かなくても全然良いので、事前の準備は大切です。なんの音を弾くか?なんて、本番中に考えながら弾いているようでは全然遅いです。何をよりも、どう弾くか、どう持っていくかです。相手とお客さんの空気を感じることの方が大切で、何を弾くかなんて考えなくても出てくるようにしておくのが本番を迎える前提なんじゃないかと自分に対して思います(本当に上手い人はそれが即興でできます)。そうして準備したうえで、当日の感じを見て予定と違う音を弾くのは全然良いのです。
ということも考えていました。
86曲目は「”Kom du min Kersti” polonäs efter J. G. Bergman」です。Småland(スモーランド地方)の曲で歌もあるようです。情緒があるというか、なんかさすらう感じの雰囲気の曲だなと思います。