峰村茜のホームページへようこそ!どうぞごゆっくりご覧ください。

今立っている場所にきちんと立つ。

/ ニッケルハルパ奏者

昨日「自然体でいると良い」みたいなことを確か書きましたが、そのためには「今自分が立っている場所や今自分がいる場所に、自分がきちんとあり続ける」ということがすごく大切だと思っています。

具体的には、例えば演奏する時にちゃんとその場所に立つこともそうだし(緊張などに意識が行き過ぎると明らかにふわふわした感じになったり、足元がふらふらしたりするので、文字通りしっかり立つことが必要だと思います)、人と話している時に(相手の話は聞きつつも)ちゃんと自分の心と繋がること、などです。

抽象的な言い方をすれば、他人の意識にとらわれず自分が今どうしたいのか・何を考えているのかを落ち着いて意識する感じです。

他人の意識にとらわれるのは大変ですし、正解を探したり「どうすべきか?」ばかりを考えすぎると辛いので、今自分はどうなのか・どうしたいのかを考えると自然体で行動できます。(正解自体無いので)

演奏もそうで、結局「どう弾くか?」が自分次第であるのと同時に、それを「今の自分にできること」の範囲内で積み重ねていくしかありません。「もっとこうしたい」という背伸びや大きな野望も大切ではありますが、私の場合は特に短期的には達成できない目標ばかりを心のうちにしたためているので、「目標を達成するために努力しよう!」と思うと現状とのギャップが大きすぎてたぶん長続きしません。もしくは無理した感じになります。

だから目標達成のために逆算で計算して何かをやるというよりは、加点式で「今日できることを確実にやる。それを積み重ねる」という方が自分には良いかな、と思っています。人それぞれですが。

そのためにも、今自分がいる場所にしっかり立ちたいです。ちなみにその場所の是非は今は問いません。それは後からの意味付けでいくらでも変わることなので。

131曲目は「Polska efter Henrik Henriksson Mårth」です!この曲もVärmlandの曲。不思議なのが続きます。

今日もお読みいただきありがとうございました!