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他人との比較をやめる(後編)~対処法を考えて実行する~

/ ニッケルハルパ奏者

昨日は、「他人との比較をやめる(前編)」として、

現状を知る(自分が他人との比較に陥りやすい状況や、相手の条件を書きだして、知る)

ということについて書きました。

他人との比較をやめる(前編)~現状を知る~

今日は後編として、「対処法を考えて実行する」を書きます。

私自身の例を出しながら書いていきますので、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

対処法(コンセプト)を考える

前回、「私が他人との比較をしている時というのは、私が他人のことについて妄想している時に起きるので、『他人のことを妄想しないこと』『他人のことを妄想する暇を作らないこと』が解決の糸口になるかもしれない」と書きました。

これをまとめて、対処法としてこのように表現してみました。

他人との比較をやめるための私の対処法:自分のことに集中する

これは対処法というか、コンセプトに近いので、これを実行するために具体的にできることをさらに考えました。

具体的にできること(やること/やらないこと)を考える

具体的にやると良いと思うことと、やらない方が良いと思うことをそれぞれ考えてみました。

(皆さんも、自分のコンセプトに合わせてぜひ考えてみてください)

《やると良いと思うこと》

①自分の目標を見る

今自分が何を見ているかに関わらず、自分が見ているものを目指して、人は向かっていくと思います。

自分が脇道ばかり見ていたら、思考も行動も脇道にそれます。

自分が目指すのは自分の目標であり、他人の目標ではありません。

他の人がそれぞれの目標に近づくことを、「先を越された」と思う必要もありません。

自分の目標を見続けることが、メンタル面でも行動面でも大事だと思いました。

②今の自分にできることをやる(練習、ブログ、動画)

今の自分にできることを一生懸命やっていれば、他人のことをあれこれ妄想する暇はないし、自分の人生への満足度も上がると思いました。

今の自分にできることというのは、「他人がやっているから、自分もやらなくちゃと思ってやっていること」ではなく、自分の目標に向かって、自分がやろうと思うこと、やりたいと思うこと、できそうなことをやるとよいと思いました。

③入ってくる情報を制限する(情報源を選択する)

あえて情報を制限することが私には必要だとあらためて思いました。

もともとSNSが苦手なので、すでに自動的に制限されてはいますが、それでも「本当は見なくちゃいけないのに…」とか「本当はもっとチェックすべきなのに…」と思っているところがあるので、そう思うことを一旦停止します。

(そう思っていることに気づいたら、考えるのをやめるように心がけます)

少しわがままになるつもりで、「他の人のことはあまり知らなくてもいいのだ」くらいの気持ちでいることにします。

実際に他人に全く興味がないということはありませんが、気が散るような、中途半端な情報をシャットアウトします。

④考え方を意識する

「AさんはAさん」「BさんはBさん」「CさんはCさん」そして「私は私」と考えるように、意識します。

それぞれのやり方は違っていて当然、ペースも違っていて当然です。

⑤身体のことを意識する

人は一度に複数のことを考えるのは無理だそうです。

(マルチタスクが得意な人も、シングルタスクを高速で切り替えているだけなので、同時に複数のことを考えているわけではないそうです)

身体のことを意識すれば、その瞬間だけでも、他人の妄想からは注意がそれると思いました。

⑥限られた時間を意識してどんどん行動する、今の自分にOKを出す

時間が限られていることを意識して、今の自分にOKを出し続けます。

「これじゃダメかも」と立ち止まらずに、「これはこれでOK」として、前に進みます。

《やらない方が良いと思うこと》

①だらだらとスマホをいじること、暇つぶしのための不要な情報収集、見たいと思ってもいないサイトを眺めること

これは視力低下を防ぐためにも、やった方がよいと常々思っていました。

情報が入ってこなければ、無駄に他人のことを妄想するための材料もありません。

②無駄に妄想して落ち込むこと

落ち込むことは仕方がないし、時には必要だと思いますが、過剰にあれこれと長く思いわずらうのはあまり自分にとってよくありません。

今日起きたことに対して今日落ち込むくらいはいいですが、過去に起きたことをあれこれ思い返していることに気づいたら、気持ちを切り替えるようにしたいと思います。

③見栄をはること、強がり

「自分のことを良く見せたい」「○○だと思ってもらいたい」という気持ちが強い時は、他人のことに意識がいきます。

できないことをできると見せようとして強がったり、見栄をはると、結果的に他人と張り合う気持ちが出てきますし、とてもストレスがたまります。

正直に「自分にできることはこれだ」と示していくことで、より自分の目標に集中できると思いました。

《やること》《やらないこと》それぞれ意識して実行する

やると良いと思うこと、やらない方が良いと思うことを考えたら、意識して実行するようにします。

最初は難しいかもしれませんが、普段無意識にやってしまっていることというのは、ただ単に癖で(習慣で)やってしまっているだけのものもたくさんあります。

習慣づけてしまえば楽に実行できると思うし、実行すると気分が明るくなるものばかりだと思うので、ぜひ取り組んでいきたいと思いました。

書いたことの全部を一度に実行しなくてもよいので、ふとした時に思い出すことができれば、それだけでも思考や行動の習慣が変わっていくだろうと思っています。


以上、他人と自分の比較をやめるための、自分なりの対処法について書きました。

「自分の状況を把握して、自分で対処法を考えて実行する」というのは、何事においてもとても一般的な方法かと思いますが、

やってみると効果が得られるので、ぜひ試してみてください。

私が書いていることは私に当てはまることなので、他の人にとっては、対処法は違ってくるかもしれないし、

もしかしたら同じような対処法が合う方もいらっしゃるかもしれません。

自分の目標に向かって、明るい気持ちで、楽器の練習や日々の生活に取り組めると良いなと思います。

ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

お読みいただき、ありがとうございました。