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悩み。

/ ニッケルハルパ奏者

一昨日くらいに、「自分が変化することによって、人間関係が変化するのが怖いかも」と書いたのですが、ああ、本当にそうだなと思います。

例えば非常にぶっちゃけた、かつ嫌なことを書くのですが、自分が演奏面で上達していった場合、なかなか人とセッションすることができなくなってきます(ように感じます)。セッションをしていても自分の方が弾けているので、無意識に相手が心地良いように相手に合わせてしまい、そうすると自分は楽しくありません。かといってそれを相手に伝えることはしたくはないし楽しくないオーラも出したくないし。でもそれが溜まってくるともうダメです。音楽は楽しいはずなのに楽しくなくて、しかもその状況で楽しいフリをしなければいけないという、色々なものに縛られる感じです。

お仕事で関わる方とのセッションなら目的があるので話は全然別なのですが、趣味のセッションとなると楽しさを求めて行くものなので、自然と足は遠のきます。で、そのことを周りに伝えることもできず、自分一人で悶々とするのですが。

そういう時、たいていその場にいる人は「自分のことなんか気にしないで好きに弾いて」と言ってくださるのですが、それなら最初から一人だけで弾いた方が楽しくて、誰かと一緒に弾いている場で相手を無視して自分一人で好き勝手に弾くのは楽しくないし、なおさら居心地が悪いのです。

…というのをもう何年も悩んで、吹っ切れたと思ったらまだ悩んで、の繰り返しです。

そもそも何に悩んでいるのかというと、私は一人で弾くのが全然苦痛ではなく、退屈でもなく、むしろ一人で弾くのもとても楽しいし大好きだということなんです。でもなんとなく空気感として「一人で弾いても楽しくないよね。人と弾いた方が楽しいよね(と言わなければいけない)」という雰囲気を周囲にいつも感じてきて、「あれ、『皆と弾いた方が楽しい』って言わなきゃいけない?一人の方が楽しいですって言っちゃいけないのかな?」と思ってきたことだと思います。

私が悩んでいるのは、「セッションで一緒に弾く相手がいない」ということではなく、「セッションで一緒に弾く相手がいなくても特に困っていない」ということなのだ、と今書いていて気が付きました。それを認めてしまったら私はいよいよ孤独になってしまうのでは…?それって人としてどうなのか…?と危惧して悩んでいましたが、困らないなら別に良いですかね。どうでしょう。

あとは周りの目を気にしていること、ですね。一人でいる私って浮いているのかな?と思いますが、「自分が浮いているかもと心配している時、お前は既に浮いている」の法則を思い出しました。そうだった。

しょうがないですね。

なるようになれ。

(※繰り返しますが、お仕事となると話は別です。セッション、コラボ、ばんばんお願いします)

そんな私の悩みをお読みいただき、ありがとうございました。

今日の私の動画は「Vals efter Viktor Andersson」です!

あとご紹介する動画はVäsen and Chris Thileで「Flippen」です。さっきふいに流れてきました。本当、一瞬で空気が変わりますよね。

今日もありがとうございました!