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紫陽花の色の変化。

/ ニッケルハルパ奏者

7月に近所の紫陽花を何度か写真に撮りました。

普通の状態の紫陽花ももちろんきれいなのですが、すごいなと思ったのが、紫陽花の色が変わっていくことです。

紫陽花は、短期間で色が変化していきます。

植物に詳しい人には常識かもしれませんが、私は全然詳しくないので…この「紫陽花の色が変化していく」ことを知りませんでした。

(色が変化した状態の紫陽花のことを「秋色紫陽花」と呼んだりもするそうです。これは品種ではなく、その状態のものをわかりやすくそう呼んでいるのだそうです)

つい先日まで青かった紫陽花が、薄い茶色っぽくなって、「もう枯れてきたなあ」と思っていたら、それがそのまま茶色からピンク色になってきて、まだまだ枯れていないのだと知りました。

毎日通る道にある紫陽花なので、眺めるばかりであまり写真に収めてはいなかったのですが、珍しく写真を撮った時があるのでそのうちのいくつかを載せます。

まずは普通の紫陽花。

 

こちらは元の色が鮮やかな紫で、それが一度薄い緑色(白色)っぽくなり、今度はピンク色になってきています。違う状態のものが混じっています。

 

これも、白っぽいのはまだ最近まで青かった紫陽花です。他のピンクのは、この白い状態を通り越してピンク色になりました。この写真と同じ株のもので、時間が経ったものが次の写真です。

真ん中の白っぽかったものもだいぶピンク色になってきました。

 

これも紫の鮮やかなのが一つ残っていますが、他のはもう色が変化しています。ピンクになる手前の白っぽい色です。


そして最後に、全く関係ないですが、カラスウリ。

一番最初の紫陽花が咲いていたのと全く同じ場所に咲いていたので、写真に撮りました。カラスウリは夜間に咲いて昼間は花を閉じている(しおれている)そうで、この写真は午前中に撮ったのでもう既に花が閉じてしまっていますが。くしゃくしゃの片鱗が見えます。

私の好きな本にカラスウリの話が出てくるので、「おっ」と思って撮りました。

5月に携帯が壊れて買い替えたおかげで、今の携帯だと緑色がきれいに撮れます。


こういう身近で日常的な話題とか、その人自身の個人的な経験とか、小さい話題に関する読み物が私は好きなので、ブログもなるべくそういうものを積み重ねていきたいなと思っています。

たぶんそれは、私が民族音楽に惹かれる理由と同じな気がします。

壮大な大曲とは違って短く簡単な曲、日常的な音楽であること、個人的な思い出が詰まっている、など。

一見小さく思えること、世の中の動きと関係なさそうなこと(でも掘り下げたら本当は関係している)に一生懸命で誠実な人達を見ていると、とても落ち着きます。

私もそういうものが提供できると良いなと思います。

今日の動画は「Polska från Åmål(efter August Odhner)」です!Åmål(オ―モール)という所のポルスカ。ÅmålはDalsland(ダールスランド地方)の地名です。細かくて難しい感じですが、なんだか好きで、よく思い出して弾いています。

今日もお読みいただき、ありがとうございます!