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緊張について再び考える。

/ ニッケルハルパ奏者

楽器を弾く際、緊張している時はだいたい「普段通りやらなきゃ!(普段通りできないかも!)」と思っていることが多く、その緊張がいつの間にかとれている時は「あ、大丈夫だ。よくわかんないけど大丈夫っぽい!」と思えているなと感じています。

思考が先なのか状態が先なのかはよくわかりません。

感覚的には状態が先である気がしますが(緊張している「→普段通りやらなきゃ!」と思う、という)、その時の状況で様々です。一人で弾くか・人と一緒に弾くかによっても違いますが、一人で弾く時の方が緊張するかというとそうでもなく、人数の違いよりは自分の状態によるのかなと思います。一人の時は慣れている曲を弾く時が多かったり、テンポなどを自由にできる分リラックスできる時もありますし、でも緊張する時もあるし。

一緒に弾いている人がテンポをあげてきたりすると気分は盛り上がるのですが(テンポが早いのも好きです)それで緊張したりもします。盛り上がりについていくのに必死な時(余裕が無い時)はだいたい緊張します。

あと場所にもよります。慣れている場所の方がリラックスできる感はあります。弾いている時は自分にはあまり音が聴こえていなかったりするので、慣れていない場所だと「こういう響きで大丈夫かな?」と不安になり、それでかえってミスして緊張したりもします。

緊張について考えることが最近多いです。

いつ弾いても、最後の方はだいたい緊張がとれます。だから、「ああ、こういう風に弾けるんなら最初っからこれを出せたら良いのに!」といつも思います。

緊張していない時は、演奏をどうしようかとか、コントロールしようという気持ちを手放せているので、その感じがすごく好きです。時間の流れ方が変わる感じです。緊張している時は「早く終われーっっ!」と思ってしまって、それももったいないので。

ただとりあえず、緊張しても何しても逃げ出さずに向き合おうと思っています。

133曲目は「Polska efter Alfred Nilsson」です!Västerbottenの曲です。動画を撮っていた時は気が付かなかったのですが、Bパートの最後に1拍余分に追加して弾いてしまいました。すみません。間違えたー。

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