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あらひろこさんのCD「KULTA」(2024)を買いました

/ ニッケルハルパ奏者

最近ブログをさぼりがちですが、その分やらなければいけないことが少し進んだので(良かったです…)ちょっとまた書きたいと思います。

カンテレ奏者のあらさんのCDを買いました。

少し今更なのですが、カンテレ奏者のあらひろこさんの新しいCDを買いました。去年(2024年)リリースされたものです。

あらさんは3年くらい前に一緒に演奏をさせていただいたのですが、残念なことにその後お亡くなりになり、こちらのCDはすでにレコーディングが終わっていた音源に他のミュージシャンの方々が演奏を入れたり(同時に録音されたものもあるかもしれませんが)して、完成されたCDだそうです。

勝手に宣伝してしまっていますが、公式通販のリンク→https://pikkulintu.thebase.in/items/85798234

(YouTubeの動画の概要欄にオンラインショップのリンクがありますが、私がクリックした時は動作しなかったので)

作っていらっしゃるのは知っていたのですが、発売されているのは知らなかったので、先週くらいに買いました。

カンテレはフィンランドの楽器です。弦が少なくシンプルなものが一般的なのではと思いますが、奏者の方・ミュージシャンの方は、あらさんのような感じのコンサート用の(弦がたくさんある大きな)カンテレを演奏されています。

あらさんと言えばこちらの動画…美しい…↓

来年の2月頃にフィンランドの女性ミュージシャン4人組のカルデミンミットが来日されますが、彼女たちも歌に加えて、カンテレを演奏されています。→https://www.harmony-fields.com/kardemimmit

楽器はそれぞれ音色が独特ですが、カンテレもまた独特の響きがあります。撥弦楽器だと日本だと箏などがありますが、また音色が全然違うんですね。

特にコンサート用のカンテレは、(私の印象ですが)電子楽器ではないのに電子楽器のような音色の安定感があり、同時にジャラン、みたいな、ビン、みたいなアコースティックな感じもあるので、独特の空気感になります。生で聴くと振動が伝わってくるのですが、CDで聴いてもその振動が感じられるような、不思議な感じです。

また、同じカンテレでもやはり奏者によって音(実際の音もCDの音も)や演奏が異なりますが、あらさんの演奏は良い意味でいつもあらさんなので、1曲目から知っている場所に帰ってきたような気持ちになる印象です。

写真だとあまりわからないかもしれませんが、CDジャケットの中身が凝っています。「変に触って汚したりなくしたりしたら嫌だな」と思って、最初に中を見て以降はあまり触ることができていないのですが、とてもかわいい内容になっています。芸術品みたいです。

ヒーリング系の音楽としても聴いていて心地よいと思いますので、興味のある方はぜひ、色々聴いてみてください。


ということで、今回はこれだけですが、作業が落ち着いたらぜひ、最近考えたこと(ニッケルハルパ関連のこと)などについてあらためて書きたいと思います!

では、良い週末をお過ごしください。