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久しぶりに「古典部シリーズ」が読みたい。

/ ニッケルハルパ奏者

スウェーデンと全然関係無い話です。

米澤穂信著の「古典部シリーズ」が久々に読みたくなってしまいました。持っていた本はほとんど手放してしまったので、今手元にないのですが。

古典部シリーズは本ですが、1作目の『氷菓』が京都アニメーションでアニメ化されています。私はアニメから入りました。当時私は確か大学生だったと思います。1・2話目を見た段階では方向性がよくわからなかったのですが、作画がとてもきれいでOPも良い感じなので見続けていたら好きになり、本も買って読んでいました。

『氷菓』は映画化もされているようです。

ジャンルとしては高校生が主人公の「学園ミステリ」になると思いますが、謎解きはメインではなく、その背景にある登場人物たちの葛藤、痛み、成長がテーマになっています。「才能の有無」や「期待」、「自分に与えられた役割」について、そして灰色の人生を選ぶのか/薔薇色の人生を選ぶのか、生きながら死ぬとはどういうことか、などなど。

私は大学生でしたが、主人公たちが大人っぽく頭の回転が速すぎて、あらすじを追っているだけでは内面部分の展開ついていけない時がありました(主人公の成長だけはよくわかりましたが)。正確には、彼らの感情の揺れ動きや言葉での駆け引きを理解しきれていませんでした。あれは正直、高校生ではなかなか至らない思考回路だという気がします。それくらい感情の見つめ方が端的です。

つまり、今の私が読んだらもっとあのシリーズをよく知ることができるんじゃないか、当時とは違った見方ができるのではないかという気がしています。主人公の成長だけではなく、もっと色々な登場人物に共感できる気もします。

読んでみないとわかりませんが。

ちなみに私が好きだったのは、確か「連峰は晴れているか」です。見方を変えるというのがどういうことか、それによって変化した景色と、その景色の裏にある人の気持ちに思いを馳せるということのささやかな尊さのようなものがある話です。確か。

このシリーズは完結していないので、続きが気になります。ちなみにヒロインの口癖は、「私、気になります!」です。そう言って、無気力な主人公を巻き込んでいくのです。

116曲目は「Springvals från Valö efter Ceylon Wallin」です!

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