私はよく色々なことを考えます。考えるのが好きです。
それで、自分のことに集中できている時は良いのですが、他人のことが介入すると少し厄介になります。考える以外に色々感情が出てくるからです。感情は考えてもしょうがないので、受け入れるしかないのですが、考えることと感情がごちゃごちゃになると大変だな、と思います。
だからそんな時はなるべく、自分のことを考えます。
自分は今何をすべきか?自分は今どうしたいのか?自分には何ができるのか?
それを考えていると、他人の言動や、それに対して私がどう感じたか…みたいなことが頭から自然と抜けていって、楽になるように思います。
私にとっては楽器を弾いている時間やブログを書いている時間が結構そうだと思います。私は最近何をしたのか、何を考えたのか、何に気が付いたのか、改善したいこと、やりたいことは何か。
何かネガティブな感情や人間関係での疲れを感じている時、ついブログに書きたくもなりますが(それが頭から離れないので。実際以前はよく書いていました。それも悪くないと思いますが)、そういう時は自分自身のことよりも他の人のことで頭がいっぱいだなと思います。そういう状態で書いても後で消すことになるので、その話題はあえて書きません。
私から見えている他人の姿は一部でしかなく、しかも私自身が変化し続けているように他人も変化しています。
私の記憶の中にあるその人の言動について私がいくら色々考えても、それはその人の「過去の一部分」でしかなく、なんというかちょっと幻想に近いように思います。いくら考えても、「その瞬間そのように行動(発言)したその人」は、過去のものとなり今のこの世界にはもういないのだと感じます。(その人自身が刻一刻と成長し、新しくなっているからです)
実際、本人はその場では認めなかったけど本当は罪悪感でいっぱいだったのだとか、本当は悪いと思っていたけどどうしようもなくてやってしまった、とかってよく聞くと思います。そういう時って、その人自身が、自分の発言や行動に実は納得していないという場合がほとんどだと思います。
だから「その誰かの過去の姿」ではなく、代わりに「自分」のことを考えます。
指や肘はちゃんと使えてる?今日の動画の曲は何にする?自分の今の音色はどう?明日の予定は?明後日の予定は?来週の予定は?それに向けて何をする必要がある?
自分が今積み重ねることのできる努力とは何か?
あと自分がもやもやとする時は、たいてい「あまりよく知らない人(信頼関係の無い人)」の話題であることも多いので、そうではなく普段からよく接している人、自分が地道に努力していることを知ってくれている人のことだけを思い浮かべるのも効果的だなと思っています。「あの人(信頼できる人)と接している時の普段の自分で、できることをしよう」とかです。そうすると地に足がつく感じがします。地に足がついている人のことが私は大好きだし、憧れます。
その他の人とのやりとりは、「まあなるようになれば良いか」と思っています。自分には自分にできることしかできないので、他の人の言うことややることよりも、自分のやりたいことややるべきことを優先します。たまに、その二つ(他人のやりたいことと、自分のやりたいこと)が重なったり、重ならなかったりするだけかな、と思います。
別に最近もやもやしたことがあったからこれを書いているというのではなく、「なんとなくこういうことをここ数週間考えているなあ」と思って言葉にしました。私は基本、他人のことを気にしすぎて疲れてしまう性格なので、そんな自分のために。
今日の動画は昨日と同じOlov Johanssonが(おそらくご自身で作られた楽器で)演奏する「Svampmannen(キノコ男)」です!結構前のOlovのCDに収録されていた、ご自身の曲です。たった1分ですが、やっぱりカッコいいです。最後の1音とかも。
私の動画は266曲目「Polska efter Robert Landin」です!この前「冒頭部分がレトロに加工されていて、それが私の以前の携帯電話の録音音質を思わせる」と言ってご紹介した音源を元にしています。
今日もお読みいただき、ありがとうございます!