私は、2013年~2015年にブレーキンゲ地方(Blekinge)という所に留学していました。
その1年目の冬、2013年の12月に、スウェーデンの別の地方に留学していた日本人の友人と一緒に、ダーラナ地方のFalun(ファールン)という所に観光に行きました。
その時の写真の中から、今回は「ファールンレッド」と呼ばれる赤い塗料の家々の写真を、一部ご紹介します。
ちょうど最近、ダーラナ地方のポルスカを一部ご紹介したので、ダーラナ地方つながりでいきたいと思います。
ダーラナ地方のポルスカ→Orsapolska(オッシャポルスカ)の紹介、Bodapolska(ボーダポルスカ)の紹介
Falun(ファールン)
Falunは銅山で有名で、ユネスコの世界遺産にも「ファールンの大銅山地域」として登録されています。
銅山はすでに閉鎖されていますが、私たちは見学ツアーなどに参加しました。
また、スウェーデンの家というと、「赤い壁に白い窓枠」のようなイメージがあるかと思いますが、あの家の赤色には、「ファールンレッド(faluröd)」と呼ばれる塗料が使われています。
この塗料には、銅山から採れた銅や酸化鉄などが含まれていて、高い防腐効果があるのだそうです。
参考他サイト:Wikipedia「ファールン」(日本語)、【ファールンの大銅山地域】スウェーデンの銅生産を支えたダーラナ地方の世界遺産(【北欧Webメディア NAVIA -ナヴィア-】)
その、ファールンレッドの赤い家々の写真を、今回は載せていきます。
私たちが滞在したのは2013年の12月25日~28日なので、その時の写真です。
ファールンレッドの家々の写真
川沿いの写真を撮りました。
川に映った空と、赤い家とのコントラストがとてもきれいだと思いました。
写真を撮ったのは午後だったような気がしますが、冬は日が短いので、夕方の気配になりつつあります。
歴史的な地区の赤い家々
Falunには、中でもとりわけ歴史的な地区があるようで、詳細はよくわからないのですが、そのあたりの写真もたくさん撮りました。
見渡す限り赤い家に白い窓枠です。
煙突も素敵だなと思いました。
クリスマスの飾りが見えますが、スウェーデンでは12月25日を過ぎてからも、1月のはじめ頃までクリスマスの装飾が飾られています。
窓辺が凝っている家が多かったです。下の写真は、個人のお宅の窓ではなさそう(集会所のような感じ)だったので、載せます。
ダーラナホースの郵便受けかな、と思います。
夕日があたると、また色が少しオレンジっぽくなって鮮やかに見えました。
こちら↓はお店のウィンドウのようでした。
さっきの集会所の窓もそうですが、窓の上下が棚のようになっていて、飾りつけを変えることができるのかな、と思いました。この窓がどうなっているのか、よくわかりませんが。
赤い家は他の地方や地域にもあるのですが、こんなに並んでいるところは初めて見ました。
また、クリスマス終わりということで、おそらく観光シーズンではなかったせいか、ひと気が無くてとても静かでした。夏だったらまた雰囲気が違うのかもしれません。
訪れてみて、とてもおもしろかったです。
以上、ファールンレッドの赤い家々の写真をご紹介しました。
Falunのその他の写真も、また別の機会にご紹介できればと思っています。
スウェーデンの雰囲気を少しでも感じていただけましたら、嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。