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「やろうと思う」から「行動する」へ

/ ニッケルハルパ奏者

先日、こちらの記事で「ブログを書いていて気づいたこと」を2つ書きました。

最近のこと(お知らせ&ブログを書いていて気づいたことなど)

その中で、「ブログに書いてしまうと書くだけで満足してしまうから、書くよりも前に、まず行動するようにした方が良いと気づいた」と書いたのですが、今回もそれに関連した話を書きます。

「行動」についてです。

「やろうと思う」がいつしか「やらない」ことの言い訳に

「やろうと思っていること」というのは、たくさんあります。

でも、「やろうと思っている」うちというのは、実はまだ「何もしていない」に等しいのかもしれないなあ…と最近考えるようになりました。

実際、「あれをやった方が良いかな」などと考えているうちは、まだ何も行動していない時が多いです。

…そのことに、気づいてしまったのですが(笑)

一応、「色々準備してから、ちゃんと考えてから、やろう」と自分では思っているので、頭の中で考えているだけでも、自分では「準備しているつもり」です。

でも実際は行動しないんですね。

むしろ、色々と頭で考えた分、怖くなって、行動できなくなってしまうことも多いです。

それでも、「今はできていないけど、『いつかはやろう』とは思っているから大丈夫…」なんて、自分では思っていたりして。

「やろうと思う」というのが、いつしか「やらない」言い訳になっていました。

「行動しないなら、何も考えていないのと同じ」と考えてみる

頭の中でやったつもりになっていても、現実に何も変わっていないなら、その現実を変えるには「行動」するしかないんだな、と思いました。

当たり前のことですが、最近やっと実感してきたのです。

それで、「行動」を中心に動いてみると、今までの自分には踏み出せなかったことに踏み出せる(かもしれない)ことに気がつきました。

その時のポイントですが、こう考えてみています。

「頭の中で考えるだけでは、何もやっていない(何も考えていない)のと同じだよ」と。

本当は、頭の中で考えるだけでも、全く何も考えていないのよりは意味がありますし、「何もやっていないのと全く同じ」ということはありませんが。

でも、「もしも同じだと考えるなら?」と自分に問いかけてみるのです。

それなら自分は今どうするべきだろうか、どうしたいんだろうか?

そうすると答えが出てきます。

「こんなに色々考えているのに、行動に移さなければ『何も考えていないのと一緒』になるなんて、嫌だ!」と(笑)

じゃあ、なんか行動しよう!という風になります。

ちょっと強制的ですが(笑)

「やろうと思う」というのを、「やらない言い訳」にしてしまっては、もったいと感じました。

下手でも失敗しても良いから、とりあえず行動するんだ、と思いました。

行動が行動を呼ぶ、自分の中に安心できる場所を作る

行動すると何かが始まりますが、それは「始まり」でしかありません。

つまり、1つ何かを行動したらそれで終わり、ではなくて、その先にまた行動があり、さらにその先に行動があり…というのが続きます。

行動が行動を呼びます。

それで疲れてしまう時も、あります。

疲れたらもちろん休むのが良いと思いますが、同時にこうも思います。

「行動し続けていことや、現実が動き続けること(自分で現実を動かし続けること)に、慣れたら良いな」と。

坂道を転がる石のように、転がっていくしかないのだとしたら、転がり続けることにいちいち疲れるよりも、いっそのこと慣れてしまった方が良いかもしれない。

そしてその分、自分の中に「いつでも戻ってこられる場所(休息所)」を常に用意しておいて、いつでもそこで休めるようにすると良いかも、と。

身体の疲れだけではなくて、心の疲れも溜めてしまわないように、自分の中に安心できる場所を作っておきます。

たとえ数分間でも、そこにいれば、落ち着いて、安心して、いつも自分に戻れて、元気が出るような場所です。

それを自分の心の中に作ります。

自分が普段から好きな場所、落ち着く場所、そこにいる時の自分の状態、好きな音楽(もしくは静けさ)、好きな色、好きな景色、好きな感触。

そういうものを心の中に用意しておいて、そこを自分の基地にして、転がり続ける現実に対しても、いつもの自分のままで対応していきます。

行動を通して現実がめまぐるしく変わっていくとしても、いつもの自分で落ち着いて。

安心できる場所からほんの一歩踏み出すくらいの「小さな行動」と思って、対応していきます。

「これは今の自分にとってとても良い効果がある」と信じる(効果を調べる)

あと私が好きなのが、「これは今の自分にとって必要なことだ」「とても良い効果があることだ」と思いこむこと、です。

そしてそのために、効果・効能などの証拠を探して調べます。

例えば外に出かけたり人と会うのが億劫な時は、「人との交流が健康にもたらす良い効果」(科学的なもの・実験結果など)を調べますし、人に否定されるのが怖い時は、「拒絶チャレンジ(人から「No」と言われることに慣れるチャレンジ)から学ぶこと」のTED動画を見たり、日本語訳を読んだりします。

最近の私が好きなのは「脳に与える効果」的な話題です(笑)

「自分の気持ち」と、「脳への効果」って、違っている時がよくあります。

たとえば新しいことを始めて、でも全然うまくできなくて、「こんな簡単なこともできないなんて、自分がバカみたいに思える」と思ったとしても、新しいことに取り組んでいる時の脳の状態はすごく活性化して、(脳は)喜んでいたりします。

この前ブログで書いた「楽器の演奏が脳に与える効果」とか「物事を上達させるための練習方法」の動画もそうです。

自分の意図や気持ちと違うところで、脳や身体があるプロセスをたどっているんですね。

自分にはほとんど意識できないかたちで。

そう考えると、今の自分が思う「自分にとって楽なこと」よりも、もしかしたら「億劫なこと」だったり、「やった方が良いとわかっているけどすごく面倒くさいこと」「疲れてしまいそうなこと」の方が、本当は、自分にとって何百倍も良い効果があることも多いのかも、と思うようになりました。

「今の自分にとって必要だ」「自分にとって良い効果があるんだ」と心から思えたら、自然と行動する意欲が湧くし、疲れても、嫌な疲れ方ではなくて「良い疲れだな」と思えます。

軽く運動した後の、心地よい疲れのような感じで。

とにかく、行動。小さな行動。

で、行動したらしたで、行動した自分をほめます。

下手でも失敗しても良いので。やったらそれだけで偉いので。

行動したら必ずその先がつながっていくし、もしもつながらなかったら、「つなげるためにはどうしたら良いか」って必死に考えることになりますから(笑)

それが自分の力を引き出してくれると思います。

できることは、たくさんあります。


以上、行動することについて最近考えていることを書きました。

お読みいただき、ありがとうございました。