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Lena Jonsson。

/ スウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」奏者

一昨日、留学中によく見ていたヨセフィーナの動画を紹介して、そうしたらその頃同じくよく見ていた別の動画のことも色々思い出して、そのうちの一つが昨日紹介したNordic Fiddlers Blocの動画でした。

実はあの曲自体思い出すのも聴くのも久々で、でも聴いていたら留学中によく孤独に練習していた時間も思い出して懐かしくなりました。

「孤独に練習していた」というのは、留学中に私が孤独を感じていたわけではなくて、練習している時間は誰もどこか孤独で、そんな時間を必要としているのではないかと思うからです。孤独な時間は私にとっては必要なもので、それは練習だけではなく、スウェーデンの誰もいない道を歩いている時とか、森の中を歩いている時に心が休まった時の感覚のことも指しています。私はそういう時、よく音楽も一緒に聴いているのですが。

そういう頃のことを思い出しました。もう一度リンクを貼っておきます。


留学中、ソロの小さなコンサートを聴きに行ったことがありました。

「小さな」というのは、そのミュージシャンが無名の新人だったというのではなく、ある芸術家(今はもう亡くなっている)のアトリエ(兼自宅、今は一般開放されている)の一画で行われたコンサートだったただめ、お客さんの人数が少なく制限されていたためです。小さな空間でマイク無しで、彫刻や画に囲まれながら肩を並べて演奏を聴きました。

奏者はLena Jonsson(レーナ・ヨンソン)、スウェーデン人のフィドル奏者です。演奏ももちろん良かったですし、本人の人柄が安心感を与えてくれるようで、すごいなと思ったのを覚えています。有名人なのに気取らないし、飾らない人でした。一人で2時間くらいずっと弾いていました。Hälsingland(ヘルシングランド地方)出身の人なのでその地方の伝統曲を中心に、オリジナルの曲も演奏していました。

Lenaといえば私はこの曲がとても好きです。『曲を作っていかなければいけないのに作る時間が無くて、バンド練前に切羽詰まって書き上げた曲』だそうですが、とてもそうは聞こえません。1:44くらいからテンポアップします。

Lenaにはその後2回ほどたまたま会う機会があったのですが、その時に話をしたら、お客さんであった私のことを覚えていてびっくりしました。それまでは一切話したことが無いにも関わらず、です(しかも話をした時は私は旅行中だったというか、留学先から遠く離れた場所の別のイベントに参加していた時だったので、余計にびっくりしました)。

「あ、久しぶり!この前は来てくれてありがとう」的なことをいきなり言われて(目を見て笑顔で)、スターってやっぱりすごいな、と思いました。どこで会ったかも覚えているのが、文脈でわかりましたし。

日本人は珍しいから覚えてたんじゃない?と思うかもしれませんが、日本人って珍しいからこそ、スウェーデン人にとっては見分けがつかないんですよね。だから、日本人がいることは覚えていてもそれが「あの時会った日本人なのかそうでないのか…」は判断が難しいと思うんです。

そんなLenaです。生で聴くと音も大きくて存在感があります。かわいくて落ち着いている、大人の女性です。

今日もお読みいただきありがとうございました!

193曲目は「Polska efter Byss-Calle nr.25」です!

 



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