2023年になってから1週間がたちました。
おととい、スウェーデンの知人からたまたまメールがきたのですが、その人によればストックホルムは少し雪が降り、-1.5℃くらいなのだそうです。
東京はだいたい6℃くらいです。
雪の話を聞いたので、私が2018年~2019年に留学していた、Tobo(トーボー)の学校周辺の冬の写真を今日はご紹介したいと思います。
Toboは学校があった場所の地名です。
2018年10月27日、初雪。
↑2018年10月27日。たしか前日くらいに初雪が降り、はしゃいで撮った写真。写っているオレンジ色(黄色)の建物が学校です。
写真が暗くてすみません。この頃はもう日が短くなり始めていた時期だと思います。写真に写っている自転車は、卒業生が置いていったもののようで、ほとんどは鍵が無くて使えないものでした。
2018年11月、意外と雪が降らない。
2018年11月25日。10月末に初雪が降ってはしゃいで以降、あまり雪が降らず、まだほとんど積もっていません。写真に写っているのは、左の建物が学校、右が寮です。
学校の建物は、昔は偉い人のお屋敷(城)でもあったそうです。学校の建物のことを「お城(slottet)」と言う人もいました。お屋敷だったあと、一時期は病院(聞くところによると精神病院的なもの)でもあったそうです。
下の写真も同じく11月25日。寮の玄関を撮った写真ですが、クラスメイトがどこかで買ったらしい、木の枝でできた飾り(ヤギ的なもの)がいます。
ヤギを大きくするとこちらです↓。一応わら(みたいなもの)を口にくわえています。
話がそれますが、上のヤギを買ったクラスメイトは、気がつくと色々なものを買ってきてキッチンに飾ってくれる、料理好きなやさしい年配の女性(普段は主婦)でした。彼女はたまに休日の朝にニンニクをオーブンで焼くので、寮中がニンニクのにおいになり、私は洗濯したての自分の洗濯物(部屋干し中)にニンニクのにおいがつかないか、ひそかに心配していた記憶があります。
でも彼女には、おいしいごはんをたくさんいただきました。(コックさんではなくクラスメイトですが)
↑これも同じく2018年11月25日、学校から歩いて5分くらいのところです。電柱のようなものが4本ほど見えますが、これはたしか電柱ではなくて、昔の線路の上の電線(架線というのでしょうか)です。この電線がはしっている部分の真下がちょうど昔の線路で、電柱みたいなものがあるところ(今の道路)が踏切です。
↑これは、学校から歩いて3分くらいのところにあった、歴史的には価値があったはずの工場の跡地です。価値があったはずなのですが、私が留学に行った年の夏の少し前(たしか2018年の6~7月頃)に、工場横に放置されていた車かなにかが原因で(詳しい原因は不明みたいですが)火事で焼けてしまいました。それで、とりこわしているところです。
2018年12月、やっと普通に雪が降る。
↑2018年12月18日。暗い中で拡大して撮ったので、非常にぼけた写真ですが、朝の散歩中に鹿がいました、という写真です。彼らには同じ場所で何度か会いましたが、足音ですぐに逃げられてしまうのでいつもなかなか写真が撮れませんでした。
↑2018年12月19日。学校と駅の間を、奥に行ったあたりの道。
写真の記録を見てみたら、この日、私はわりとたくさん写真を撮っていました。おそらく学校の秋学期が終わって、暇になったからだと思います。
同じ道↓
ちなみに、同じあたりの場所を9月頃に撮った写真はこちら↓
12月19日↓。
2019年1月~。
そして年が明けます。
↑2019年1月9日。冬休み中にTobo以外の場所に行って、新学期が始まる前に帰ってきて、朝散歩した時に撮った写真だと思います。この道を右手に行くと、さっきの9月の写真の道になります。
↑2019年1月12日午後3時頃。周りのクラスメイト達がスキー板を買ってスキーをしたりしている中、私は寒いのを口実に日々の運動(散歩など)をさぼり、「このままではまずい」と思って、歩きに出た時に撮った写真です。湖までの間に林を抜けて通る道を撮ったものですが、360度見渡す限り誰もいなくて(人がいないのはいつもだけど)、人家も見えない場所なので、正直ちょっと怖かったです。「今ここで動物に襲われたら、私は誰にも気づかれないままここで眠るのか」と想像しながら歩いていました。この写真は予想外によく撮れたので、私のお気に入りの一つになりました。
↑2019年2月3日、雪が積もっています。自転車の上にも。
↑これも2月3日。画質があまりよくありませんが、寮の入り口から学校を写したものです。この日は確か「ダンスの夜(フォークダンスを踊るイベント)」だったので、夜になっても学校の中が明るいです。
ちょうどこの頃、寮のキッチンの冷蔵庫の中に誰のものかわからない、賞味期限が2018年9月の未開封の牛乳があるのを誰かが発見し(パンパンにふくらんでいた)、発見した人が処理するのを面倒に思ったのか、そのパンパンにふくらんだ牛乳が寮の玄関わき(外)に1週間くらい放置されていた記憶があります。結局、私が掃除当番の時に処理したような気がします。
↑2019年2月25日。道路が少し凍ったようになっていますが、この道路のパリパリが、踏むとガラスを踏んでいるような感触になっておもしろくて、何度か踏みに行った記憶があります。周りに人がいない時だけ。
冬のToboの写真は以上ですが、最後に鹿だけ。
↑2019年4月4日。冬に鹿たちとよく出会っていた場所で、同じように鹿たちに出会いました、という写真です。これも画質が悪いのですが、近づくと逃げられてしまうので、頑張って撮りました。
以上、Toboの雪景色の写真を、一部ご紹介しました。
こうして日付とともに写真を追ってみると、当時の自分の生活を意外と思い出したりするものだなと思いました。
Toboの冬の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。