峰村茜のホームページへようこそ!どうぞごゆっくりご覧ください。

ニッケルハルパの楽器紹介って難しい。

/ スウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」奏者

最近またブログが書けるようになってきました。

8・9・10月は練習で手一杯で、言葉では一切アウトプットしたくなかったのですが、最近やっと正直に色々書く準備が自分の中で整ってきて、そうしたら反対に「言葉でもアウトプットしたい」と思うようになりました。


さて、2019年に帰国して演奏活動を始めてからずっと悩んでいることがあります。

ニッケルハルパの楽器紹介って難しいな、ということです。

スウェーデン民族音楽の紹介もそうです。

私は準備をとにかくするので、コンサートでの楽器紹介やMCの内容も全部毎回紙に書きだして、覚えて練習してイメトレしてから臨んでいます。その努力が実を結んでいるかは別として…。この方法も、間違っているかもしれないなと今は思いますが…とりあえず毎回必死である。

何をどこまで話せばいいの?

むしろ「どこから」話せばいいの?スウェーデンの紹介もした方がいいの?

楽器と音楽の紹介両方するの?ポルスカの紹介もするの?1と3のリズム?ていうかそんな時間あるの?

しかも「伝わりやすく・わかりやすく」話さなきゃ!

だとするとえっと、これはもっとかみ砕いた表現にして?ここでドレミファソラシを弾いて?しかも共鳴弦もはじいた方がいい?え、それ聞こえる?ていうか楽器見えてる?あ、民族衣装も説明するんだっけ?いや、でも時間が…

…ワタシハ、イマ、ナニヲハナシテイルノダロウ?(泣)

これが私の頭の中で起きていることです。

(ちなみにスウェーデン人はあまり真面目に楽器紹介しないので参考になりません。私も、スウェーデン人はそれで良いと思います)

しかも、人前で話す時はどうしても「大きい声ではっきりと!」って思いすぎて、悪い意味で、「歌のお姉さん」っぽいなと思います。相手は大人なのに。なんか違うよな…でももう引き返せない…。

自分が自分じゃなくなって疲れます。

ていうかメインは演奏なのに。

自分がお客さんの時は、MCの一切無いコンサートも、めっちゃ楽しいけど。とか思います。

先日も書きましたが、ちゃんと説明しなきゃ、のプレッシャーがすごいのだと思います。

正直、「わかりやすく話そう」と思えば思うほど泥沼化しているみたいです。しかもわかりやすく話そうと思えば思うほど、実際はわかりやすくなっていないのだそうです。余計に泣きます。

わざとらしいのとか、(お芝居じゃないのに)自分以外の誰かを演じるのとか、嫌だなと思うし、その「自分が微妙だなと思う方法での楽器紹介」がお客さんにとっても別におもしろくないのであれば、そろそろ違う方法を考えたい、もう限界である、と思い続けて1か月ほど経ちました。

一昨日の演奏時には、少しだけ紹介の方法を変えました。まだまだだ…と思いますが、アドリブでお話ししたことは笑ってもらえて、やっぱり自然に話す内容が良いのだなと思います。

でも同時に、私がアクションをとることでお客さんに音楽が伝わりやすくなるような内容もやはりあるわけで、それは事前に把握しておいてきちんと紹介するべきだなとも思います。

模索中です。でも「リアル歌のお姉さん」は本当に無理があるので、もうやめたいと思います。楽器の音色もトークも、自分にとっての自然な声を探っていきたいと思います。