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「Maskin」についてと、モチベーションの話(上げるのではなく、待つということ)。

/ ニッケルハルパ奏者

昨日の、私が弾いた動画の曲(Brudpolska)を作ったのがErika Lindgren Liljenstolpe(エリーカ)というフィドル奏者なのですが、Erikaの演奏動画がこちらです(曲は別の曲です)。

Erikaと、フィドル奏者のRobert Larsson(ローベルト)、ニッケルハルパ奏者のOlov Johansson(オーロヴ・ヨーワンソン)が3人でMaskin(マふぃーン←「ふぃ」をひらがなにしているのは発音が特殊なため)というトリオで演奏しています。そのうちの1曲です。アルバムの1曲目だったと思います。→5曲目でした。

それぞれ個性の違う3人ですが(出身は3人ともUpplandなので曲は共通だと思いますが、演奏の仕方がそれぞれに違うと思います)、とても楽しそうに弾いています。

何人かで弾く時、誰かが誰かに合わせるよりも、こんな風にお互いを尊重しながらも一緒に弾けるというのは理想的だなと思います。見ていてとても安心する、軽やかで明るい演奏です。

Erikaは、私が留学した年には留学先の学校の事務の仕事をしていて、先生としてクラスで教わる機会は無かったのですが、クラスメイトが声をかけてくれて個人的に昨日のBrudpolskaを教わりました。

とても情熱的な演奏をする奏者で、美人で気さくで明るい素敵な女性です。小学生のお子さんがいらっしゃいます。

Robertも、クラスで教わる機会は無かったのですが、1日だけのワークショップを受ける機会があり5曲くらい教わりました。普段は確か塗装屋さんか何かを自営業でやられているのですが、家系が民族音楽一家なので、奏者としての腕は一流です。

Olovは私がいつもブログで書いているのでいわずもがなで、素晴らしいニッケルハルパ奏者です。



普段、よくモチベーションについて考えるのですが、モチベーションは頑張って上げるものではないなあと、最近思います。

頑張って上げると、後で必ず反動が来て頑張れなくなり、急激に下がるからです。

下がると自己否定が始まるからです。

それが本当にやりたいことなら、今はモチベーションが上がらなくても「待っていれば自然といつかやりたくなる」ものですし、そこで大切なのは「やりたくなるまで待つ」ことだと思います。

もし「やりたくないけどやらなければいけない」ことなら、モチベーションに期待せずにまず「行動」してしまえば「とりあえずは終わる」ことが多いですし、それが自分や他人の求めるクオリティでなかったとしても、それはそれで良いのではないかなと思います。やりたくないのにやった自分を褒めて、終わりです。

(それでもできないなら「誰かにお願い」します。できないことで誰かを頼るのは恥ずかしいことではないですし。そもそも他人に対しては、「苦手なことならできないのはしょうがないよね、専門分野じゃないし」と思えるのに、自分に対してはそれが許せないのは、自分に厳しすぎるのかなと思います)

楽器を弾くことに関しても、「モチベーションを上げて取り組む」ことではないと私は思っていて、弾きたいなら弾けば良いし、弾きたくないなら別に弾かなくて良いと思います。

ただ、「本当は弾きたいけど、周りと比べて自分が下手に思えて弾けない」といった感じで、「本当は弾きたいけど○○」という場合はまた別なんですよね。モチベーションの問題ではなく…。

そういう場合も「待つ」のが有効かなと思います。弾きたいけど弾けない、その理由が自分の中にあるはずなので(そこを無視して自分に鞭打つとまた反動が来ますので)また弾きたくなるのをひたすてに「待て」ば良いかなと思います。そういう「待っている時間」というのは、何もしていないようで実は自分の中での準備期間なので、後で動き出した時にとても役に立ったりします。

私は以前そういう時期があったので、あらためて考えてみました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

208曲目は「Polska efter Mårten Blank」です!