先日、私が2010~2011年に滞在していた、ルンド大学の写真を少しご紹介しました。
今日は、ルンドの町の様子を一部ご紹介したいと思います。
ルンドの町(大聖堂、教会、町並みなど)
ルンドは、スウェーデン南部のスコーネ地方(Skåne)に位置しています。
ルンド大学が有名で、町に住んでいる人も大学関係者(学生、教授/研究者、大学職員)が多いのだそうです。
ルンドと言えば、まず思い浮かぶのはこちらの大聖堂です。
石造りのルンド大聖堂(Lunds domkyrka)です。
記録によれば、「1080年代に建築が開始された」とあるそうですが、この記録が示す大聖堂はおそらく今のものよりも古い建物だと考えられるそうで、現在私たちが目にしているこの大聖堂は「1100年代初頭」に建築が開始されたのではないか、とのことです。その後、火災があって修復したり、付け足されたり、一部建て替えがあったり、ということだそうですが。(Wikipedia「Lunds domkyrka」より)
↓冬、ツリーが出ています。
↑大聖堂を後ろ側から見たところ。
大聖堂は、ルンドの中心地の公園の一角(南端)にありました。
この公園には、先日のルンド大学の写真に写っていたような建物もいくつも存在しています。
↓「ウェルカム・レセプション(ウェルカムイベント)があった」と先日書いた建物。公園の中にあります。
↓その他、公園内の建物(おそらく大学関係)を撮った様子。
↓大聖堂の目の前は、普通に町です。
町は石畳のところが多かったです。
↑大聖堂近くの公衆トイレ(かなり古そうで目をひく)。スウェーデンのトイレは、ショッピングセンターのようなところをのぞき、個室(男女兼用)のトイレが設置されているのをよく見かけました。洗面台も中にあります。
また、大聖堂とは別に、私がよく通った道に、アルヘルゴナ教会(allhelgonakyrkan)という教会もありました↓
スウェーデンは、宗教的な色合いはあまり濃くはないというか、特定の宗教をバックグラウンドに持っている人もいればそうでない人も多くいます。教会も、教会としての役割だけでなく、一般に広く開かれて親しまれているような印象があります。
↑↓教会近くの道。
↑たしか、市立図書館(町の図書館)の近く(前)あたり。写っている建物の中のお店はおみやげ屋さんだったと思います。
↓色々な通りの一角。
冬の様子。クリスマス前だったので、飾りつけがされています。このあたりは、私の住んでいた寮からは歩いて30分くらいのところだったと思います。
これまでも何度も書いていますが、写真を見て、あらためて「ルンドって都会だったんだな」と思います。
カフェもたくさんあるし、図書館もあるし、銀行もH&Mも、なんでもありました。
当時は、隣のマルメ(Malmö)や、橋を渡った先のコペンハーゲン(デンマークの首都)の方がはるかに大きな都市だったので、そちらとの比較ばかりしていて、まるで思いませんでした。
BlekingeとToboに行ってみて初めて、気がつきました。
Blekingeに行ったときは、Bräkne-Hobyの町にスーパーとホームセンターとピザ屋しかなくてびっくりしましたが、Toboに行ったときはピザ屋しかなくて、さらにびっくりしました。
↑最後に、大聖堂の後ろ側が見える通りの一角。
そんなルンドの町の一部を、写真でご紹介しました。
公園などもたくさんあるので、また機会があればご紹介したいと思います。
私が滞在していたのは今から約13年前のことですが、町の雰囲気はそんなに変わらないと思うので、スウェーデンの町の雰囲気が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。