ブログの更新が若干久しぶりになってしまいました。
私は相変わらず、自分なりに練習しながら過ごしています。
最近意識していること
最近いつも練習していて意識することがあるのですが、自分では「ここが問題だ」とか「ここをもっとこうしたい(けどどうしたらいいのかわからない)」というのがあったとしても、本質的な原因は案外そこにはないことも多い、ということです。
自分が思うことだけでなく、人に指摘される内容(「ここをこうした方がいい」と言われる内容など)もそうかもしれません。
わかりやすい不具合や問題があったとして、それを直接的に解決しようとするよりも、より根本的な考え方や取り組み方を変えた方が、結果として不具合や問題も解決しやすくなる(問題が生じにくくなる)、ということです。
難しいのは、その根本的な原因と解決方法は、自分で探るしかないということなのですが…。
抽象的な話ですみません。
私の場合でいえば、主に音の出し方や弾き方についていつも考えながら弾いたり、考えながら他の人の動画を見たり聴いたりしているのですが、それが必ずしも全てではない、という感じです。
音の出し方を変えるためには、弓の持ち方や弦への接し方、弓の動かし方を変えるのが直接的な方法ですが、それ以外にも曲の感じ方や、演奏する時の自分の思い込み(○○でなければいけない)にいかに気が付けるかどうか、というのもとても重要です。
あと、普段の自分の性格とか、それに対する自己評価とか。自己評価を変えるだけで、音が変わることもあると思います。
今自分が思いつく自分の課題と、その解決方法は、もしかしたら少し的外れかもしれない。
解決方法や改善方法は、もっと発想を変えた別のところにあるのかもしれない。
と思いながら、課題の原因や解決方法を探るようにしています。
色々な方法を試すことで見えてくるものもある
自分が問題だと思っていることと、本質的な問題は、全然別のものかもしれない、とか。
考え方や発想を変えるだけで問題が解決したり、発想を変えるだけで問題自体が消滅することもある、とか。
そもそも問題とする見方自体が根本的にずれている、ということもあります。
的外れな方法で頑張り続けることも、経験になるし、無駄には全くなりませんが、色々な視点に立って色々な方法を試すことで、思わぬ方法が見つかることもある、と感じています。
それが何なのかは見つかるまでわかりません。ですので、あまり自分に制限をかけずに、色々やってみるしかないな、と思います。
自分にとって今のやり方や状態がしっくりこないのであれば、他のやり方を探すか、自分の考え方を変えるか(今の状態に満足できるような考え方に)のどちからの選択肢をとる必要があるかと思います。もしくは、両方かもしれません。
ただ、しっくりきていないという感覚は確かだと思うので、その感覚を信じながら、トライ&エラーを繰り返していくのが、今の自分にできる精一杯のことです。
楽器の練習だけではなく、様々な場面で、発想の転換や考え方の見直しによって、より大きい効果が得られる場合がたくさんあると思っています。
抽象的な内容になってしまいましたが、少しでも何かの参考になりましたら幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。