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自分の楽器を許可なくいきなり触られるのは嫌だとあらためて思った。

/ ニッケルハルパ奏者

色々と書こうと思った良さげなことがあったのですが、今日はもやっとしたことを書きますね。

楽器をやっている人なら結構思い当たることだと思います。

すばり「自分の楽器に勝手に触られたくない」です。特に知らない人!


私は今まで楽器に勝手に触られることはあまり無くてこのことを考えずにきたのですが、今日、ちょっとだけいきなり触られて、正直びびりました。

かなりびびりました。そしてもやっとしました。

触った部分は楽器のボディでしたし(私が楽器を持った状態でしたし)何事もありませんでしたが、楽器をいきなり触られる感覚とはこういうものなのかと実感したのです。話には聞いていましたが…。

普段楽器をやる人なら、まず他人の楽器には指一本触れません。私も誰に教わったわけでもなく、他人の楽器はよっぽどのことが無い限り触れません。

例えば試奏など、特別な機会に本人から直接触らせてもらえる許可が出ている時だけ、触ります。それもなるべく本人の目の前で。

(ちなみに例えばもし楽器を移動させる必要があれば、本人を呼んで移動してもらいます。自分が移動させることはしません)

でも考えてみれば、なんのためらいもなくいきなり楽器に触ろうとする人に今後出会うかもしれません。その時に私はどうするんだろう、どうするのが良いんだろうと考えました。それとなく注意する、断る、さりげなく身を引いて遠ざける…。

今はまだよくわかりません。ただなんか「今日はとりあえず嫌だったなー」という感じです。悪気が無いのもわかるし、でも嫌なものは嫌だし。壊れたら嫌だし。

個人の楽器は、自分の身体のプライベートな部分と同じようなものだと思います。身体なら、勝手に触るのは犯罪ですよね。悪気がないとか関係なく。

この課題は頭の中で少し寝かせておくことにします。

138曲目は「Beethoven (Beethoven polska)」Eric Sahlström作曲です!

今日もお読みいただきありがとうございます!