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緊張しても大丈夫、と思える自分になるために

/ ニッケルハルパ奏者

緊張って、嫌ですよね。

私もよく緊張します。

今回はそんな緊張について、私なりの考え方を書いてみます。

緊張は避けられない(と思う)

よく、「緊張しない方法」というのがあるじゃないですか。

典型的なのは、人をじゃがいもだと思え、とかですね。

でも緊張って、コントロールできないので、緊張しちゃう場面ではもう緊張しちゃうんですよね。

なので、緊張を避けることって、あまりできないんじゃないかな、と私は思っています。

もし、避けるのが無理だったとしたら…という前提で、私は、こういう風に考えるようにしています。

今感じている緊張は、「次の場面への練習」と考える

私は、今感じている緊張は、次の場面(次に緊張しそうな場面)の練習なんだ、と思うようにしています。

緊張することって、人生に何度もあると思うのですが、せっかくなら、今感じている緊張を次に生かしたいので。

「練習」だと思えば、なんか頑張れるし、立ち向かえる気がするんです。

で、その際私が大事だと思うのが、今感じている緊張や、緊張している自分自身を、「受け止める」ことです。

緊張(緊張している自分)を受け止める

これはたとえば、「緊張していることを素直に認める」とか、「緊張して手が震えている自分を受け入れて許す」といったことです。

「緊張している自分はダメだ」とか、「カッコ悪い」とか、思わないようにします。

むしろ良い。

緊張すればするほど次に生かせるよ!って感じです。

もしもその場では何か失敗したとしても、緊張と向き合った経験って、必ず次に生きてくると思うんですよね。

「緊張したけどなんとかなった」とか、「緊張したけどやりきった」みたいな感覚は、経験した人にか得られないものだと思います。

反対に、今感じている緊張から逃げようとしたり、「緊張している自分自身」をパンドラの箱の中に押し込んでしまうと、ダメですね。

これをやると、「緊張すること自体」への恐怖心がどんどん高まってしまうんです。逃げ続けるとやつは追ってきますから(笑)

緊張したことをなかったことにしたり、緊張している自分を見ないようにしたり、しなくて大丈夫です。

むしろ直視していくんです。

緊張も、緊張してしまう自分も、受け入れるんです。

「緊張しても大丈夫」と思えるようになる

緊張を受け入れて、緊張する経験を積み重ねていくと、おそらく「緊張しても大丈夫」と思えるようになると思います。

「緊張するかもしれないけど、やってみよう」みたいな感じで。

(私もまだ道半ばなので、半分推測ですが)

「緊張しても大丈夫」って思える自分になることって、緊張しない自分になることよりも、最強だと私は思います。

(とか言いつつ、緊張しない人になれるなら私もなりたいですけど笑)

今この時点では失敗しても、次に同じような場面が来た時に、今度は上手くいくかもしれない。

ていうか上手くいく気がする。

そしたら、結果的には良いじゃん!って思うんです。

また、緊張することへの恐怖が減るので、挑戦すること自体も、怖くなくなるかもしれません。

そうなったら、なんか良いですよね。

緊張しないから大丈夫、ではなく、緊張しても大丈夫。

緊張したくないから全力でやらない、ではなく、緊張しても良いから全力でやる

緊張したくない人の中には、全力で準備すると緊張しちゃうから、あえてちょっと手を抜く、という人がいるかもしれません。

その気持ちはよくわかるのですが、私は、緊張して失敗したとしても、全力でやった方が良いと思います。

(※ただし、ここで言う全力というのは、常に100%でやるという意味ではなく、「今の自分にできることをできる範囲でする」という意味の全力です。今日の全力が普段の1%なら、1%で良いのです)

これはまあ、私が単にスパルタなのかもしれませんが(笑)、適当にやってなんとなく上手くいくよりも、全力でやって緊張して空回って失敗した方が、次に生きてきそうな感じがするからです。

空回りや失敗から学ぶことってたくさんあるので、全然無駄ではないと思うんですよね。

だから、たとえ失敗してカッコ悪くても良いので、全力でやると良いと思います(別に失敗することはカッコ悪くないですし)。

全力を尽くした、って思えることが大事かなと思っています。


という感じで、緊張について書いてみました。

緊張することから逃げると本当良くないんですよね。いつまでも追いかけられるので。

「緊張している自分も全然カッコ悪くないよ!」と自分に言い続けられるようでありたいと思います。

ちなみに私は、他の人が緊張しているのを見るだけで自分も緊張してしまうタイプ(緊張がうつる)なので、他の人の緊張にも敏感です。

それももう気質なので、しょうがないと受け止めて、生かしていきたいと思います。