今年の1月に、当時立川で開催されていたリサ・ラーソン展と、今も開催中の東京都美術館のスウェーデン絵画展に行ってきました。
今回はその時の様子を少しシェアしたいと思います。
「リサ・ラーソンの作り方展」(立川PLAY!MUSEUM)
リサ・ラーソン展、正確には「リサ・ラーソンの作り方展」ですね。
訪れたのがちょっと前の記憶なので、すでに少し忘れかけていますが、確か立川(東京)の駅から歩いて10~15分ほどのエリアで開催されていました。
立川駅と言えば、私は以前、アルバイトをしていたチェーン店(飲食店)のヘルプで、北口にも南口にもよく行っていました。が、こちらのエリアに来るのは初めてだな~と思いながら周囲を散歩。
新しいエリア(?)のようで、きれいな店舗が並んでいて道が広く、おしゃれな感じでした。
今年の私の目標の1つが「可能な範囲でスウェーデンにふれる機会を多く作る」こと。なので、特に1月~2月前半にかけては、色々なところへ出かけては人に会いに行ったりしていました。
(2月の後半からは、家がバタバタとしていたのでその試みもお休みしていました。が、またぼちぼち再開できたらと思っています)
最初、道がわからなくてミュージアムを行き過ぎてしまったのですが、行き過ぎた所に知らないバンドのツアーのトラック(?)が停まっていて、ファンの方達がそのトラック(車体にバンドメンバーが写った写真が使われている)を一生懸命写真に撮っていました。つい「リサ・ラーソン展に並ぶ人だかりかな?」と思って近づきましたが、全然違いました。
そんなこんなでたどり着きました。

説明するのを忘れていましたが、リサ・ラーソンは有名な陶芸家(デザイナー)です。日本でもとても人気があります。私も大好きです。
展示自体はあまり大きな規模ではなく、こじんまりとした空間に、リサの使っていた道具や作品類、人生史などが飾られていました。リサのインタビュー映像や密着映像なども流れていて、「土をいじって作品を作っている時間が一番楽しい」と無邪気に話している姿と、気に入らない作品をボツにして何度も何度もやり直しているらしい様子(職人/デザイナーとしての厳しさが垣間見える姿)との対比が印象的でした。
リサがボツにして埋めたはずの作品を、旦那さんがこっそり掘り返して集めていて、それが1つのシリーズになった、みたいな話も(確かあったと思うのですが)おもしろかったです。
リサのキャラクターの中でも、特に「猫のマイキー」というキャラクターが有名なのですが、このマイキーに自分で「塗り絵」ができるコーナーもあり、子どもも参加できる展覧会にもなっていました。私も色塗りをしましたが、めちゃくちゃ急いで塗って微妙な仕上がりだったので、写真は撮っていません。
撮影可能コーナーはたくさんあったのですが、私が撮ったのは最後のこの1枚のみでした↓この猫はマイキーでは無くて別のキャラクターです。猫もハリネズミもライオンも、かわいいですね。

リサは猫を描いたり猫の造形のものを作るのが大好きだったそうです。猫のデッサンも大量に飾られていました。
リサ・ラーソンの創作の一端に触れて、ほっこりとした気持ちになりました。
「スウェーデン絵画 北欧の光、日常の輝き」(東京都美術館)
スウェーデン絵画展は、音声ガイド付きの前売り券を買って行きました。
東京都美術館は、小さい頃に習っていた習字の展覧会で毎年夏に家族で訪れていて、あの「傘立て(傘置き場)が並ぶ入口」に行くと「習字の場所だ~」といつも思うのです。ささやかながら、講堂で表彰されたこともあり、「表彰式の直前になんかドタバタしてたなあ」とか、そういうことを思い出しました。確か、小学校(区立)の展示とかでも、東京都美術館が使われていたような。
私が行った日は、同時に「藝大の学生の展覧会」なども開かれていて、そちらに人の波が行っていたので、ついうっかり入りそうになりました。
スウェーデン絵画展はまだ開催中なので、行ったことのない方はぜひ行ってみていただくのが良いかなと思います。スウェーデンの風景がたくさん描かれていて、とても懐かしい気持ちになりました。
「スウェーデンには描くべきものは何も無い」と思われていた時代から、スウェーデンの何気ない風景を描き、再発見していった画家たちとその時代の絵画について。
絵画の1枚1枚を「ゆっくり見る」鑑賞方法が推奨されていて、その方法で見ていると、本当にスウェーデンに行ったような気持ちになったんですよね。
撮影可能なエリアがたくさんあったのに私はほとんど写真を撮らなかったので、ここに載せられる写真は無いのですが、絵画と似たような風景の写真(私がスウェーデンで撮った写真)をちょっと載せてみます。

これ、上下ともに全然別の場所の海だったと思うのですが、同じような構図で撮影していて、私ってこういう構図が好きなんだな~と今思いました。

岩の「黄色いの」がすごく印象的で、確か絵画でもこんな風に岩が黄色く描かれていましたね。日本の海でもそうなのでしょうか。
↓こういう絵は別に無かったと思うのですが、こういう雰囲気、みたいな。

牛や馬は、スウェーデンの景色としては定番。のどかな風景ですね。

雪景色の絵画もいくつもありました。


その他にも色々。
私は鳥が好きなので、鳥が描かれている絵画もとてもかわいらしかったです。
また、私はスウェーデンで演劇をやっていた時期が少しあり、ストリンドベリ(スウェーデン人劇作家)の『父』(という戯曲)の一場面をクラスで扱ったことがあるのですが、彼が描いた絵画も展示されていて、初めて見ました。なかでも「ワンダーランド」と題された絵画では、その主題を本人が「光と闇の闘い」だと記しているそうで(図録記載)、「光と闇の闘い」という表現がとても素敵だなと思いました。

↑ワンダーランドはこちら、絵画展のチラシにも使われている絵です。
ストリンドベリは錬金術にはまったり、「色々と精神的に参っていた人」という印象だったのですが(すみません)、絵画を見るとまた見方が少し変わるようでおもしろかったです。
会場はあえて暗めに証明が設定されているようで、その暗い雰囲気が良かったです。没入感がありました。
2020年、コロナ直前に渡航して以来、私はスウェーデンに行けておらず、最後に行ってからすでに6年が経とうとしています。
今年こそは!と思いながら色々な理由で先延ばし、みたいなことを繰り返しているのですが、そろそろやっぱり行きたいな…と思っていたところで、絵画展に行き、「(本当は現地でこの景色を見られるのが一番良いんだろうけれども)絵を見るだけでも、スウェーデンに行ったような気持ちになれたなあ」と、とてもあたたかい気持ちになりました。
絵をじっくり眺めるだけでも、その場所に今自分が立っているみたいな気持ちになり、スウェーデンと繋がれたような気がしたんですよね。嬉しかったです。
まあ、そういうことを繰り返していると、また「実際に行くのは来年でも良いか~」とほんわか先延ばしになってしまいそうですが(笑)
絵画を見て、行った気持ちになっただけでも、私としては充分満足、みたいになりました。

リサ・ラーソン展も、スウェーデン絵画展も、見ている間ずっと「これは大勢の方の努力があって開催されている展覧会なのだろうな」と強く感じました。展示の方法1つとっても、解説文1つとっても。
どなたかの工夫や意図が反映されているんだろうな、と思いました。
開催してくださり、ありがとうございました。
以上、1月末の、私の小さな旅路でした。
※【宣伝】4月8日(水)14時~東京都美術館講堂で演奏をさせていただきます。絵画展との関連でお声がけいただきました。チケット販売など、詳しくはこちらをどうぞ!→【演奏情報】2026.4.8(水)14時~「東京・春・音楽祭」東京都美術館ミュージアムコンサートvol.5に出演(峰村茜・野間友貴・浦川裕介)
