2020.5.16(土)にオンラインでニッケルハルパの演奏会をしました。
企画してくださったのは、私も通う【東京スウェーデン語学校】の速水望さん。
以前レインボー倉庫でも一緒に演奏した【織笠美那子さん】とお互いにバトンを渡し合うような感じで、演奏したり解説したりしました。本当はアンサンブルで弾けると良いのですが、オンラインだと一緒に弾くのが厳しいということで。
(折笠さんの演奏中。アジサイと、夏至祭を意識した帽子が素敵です)
私は演奏に加えて、スウェーデンの歌も歌わせて頂きました。
今回のオンライン演奏会を実行するにあたり、実は予行演習のような形で、東京スウェーデン語学校の他の生徒さん方に参加して頂いて事前にお試しの演奏会をしました。
その時に出た課題がこちら
・カメラから遠ざかると、音が聞こえなくなってしまう
・一人がしゃべり続けると、音が聞こえなくなりやすい(カメラを切り替えると音声が戻る)
・歌の時には歌詞(スウェーデン語と日本語訳)があると良い。が、画面共有にすると顔が見えない
という訳で、実際に改善したのはこちら
・カメラの近くで演奏・解説する
・一人が解説や演奏を続けるのではなく、会話のバトンを渡し合いながら細かくカメラを切り替える
・歌では歌詞を手に持って(画面共有ではなく)歌う。歌詞は白い紙に書くと画面が暗くなる時があるので、色のついた紙に書く(私は茶封筒に書きました)
その他、ネットで出ているようなZoom自体の設定の変更もしました。
もちろん生音に比べたら音質は劣ります。でもZoomで行うことにより、他の参加者さんの顔が見えますし、顔だししていなくても参加してくれていることはわかります。あとZoomの特徴かなと思ったのですが、「聴いてくれているお客さん」というよりも「一緒に参加してくれている仲間」感がありました。
「皆の顔を見て元気が出た」「ニッケルハルパの演奏を聴けて癒された」などの感想を頂き、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
私自身も今回オンラインでの演奏会の機会を速水さんから頂いたこと、また織笠さんと一緒に相談しあいながら作っていくことができ、自分の中の壁をまた一つ越えられたような気がします。
「オンラインだと伝わらないでしょ?」「音が変になるくらいならやらない方が良いんじゃない?」と逃げ腰になる気持ちが、準備の段階では何度も出てきました。
何か新しいことに1つ挑戦しようとする度に、失敗したらどうするの?やらない方が良いんじゃない?という自分の中の怖れが出てくるのを今回あらためて感じました。それに一人で立ち向かうのも必要ですが、周りの人のおかげで背中を押してもらってできることがたくさんあるんだなと思いました。
応援してくれる人の言葉を信じ、周りの人のことを私自身も応援できる人でありたいです。たくさん失敗してたくさん成長していきたいし、他人の失敗を笑う大人よりも、その行動する勇気に感動できる人になりたいと思いました。
(織笠さんの曲名解説)
(私の解説。共鳴弦について)
いつもお読み頂き、ありがとうございます!