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第4回「ニッケルハルパ&北欧の笛」楽会を終えて

/ ニッケルハルパ奏者

先週の日曜日(6/4)に、巣鴨のレソノサウンドにて、第4回ニッケルハルパ楽会(がっかい)がありました。

今回は北欧の笛教室と一緒に行ったので、「ニッケルハルパ&北欧の笛楽会」として開催しました。

多くの方に参加していただき、とても楽しいイベントになりました。

参加してくださった皆さま、ありがとうございました!!

ニッケルハルパ楽会について

以前も少し書いておりますが、あらためて簡単にご紹介します。

ニッケルハルパ楽会(ニッケルハルパ教室の交流・演奏発表会)

ニッケルハルパ楽会は、ニッケルハルパ教室の受講歴のある生徒さん向けの、演奏発表と交流の会です。

普段の教室では個人レッスンが中心となっているので、生徒さん同士で知り合う機会はなかなかありません。

ぜひ、同じ楽器や音楽をやっている生徒さん同士で交流の場があればと思い、始まった会です。

楽器をお持ちでない方にもお気軽に参加していただける会となっています。

1年に2回、夏と冬で行っています。コロナ前に始まったイベントで、コロナ禍の2021年頃には開催できませんでしたが、昨年復活し、今回で第4回目になりました。

楽会では、自己紹介、皆で演奏するAllspelという時間、それぞれの演奏発表、講師演奏、ロングダンスなどのダンス体験、Fikaの時間(お茶などを飲んで話をする時間)などを設けています。

教室の受講歴の長さや回数などは関係ありませんので、受講歴が3年くらいの方から、楽器を始めたての方まで、様々なきっかけでニッケルハルパや北欧の音楽に興味をお持ちの皆さまに参加していただいています。

関東にお住まいの方はもちろん、関東以外の地域からお越しくださる方々もいらっしゃり、とてもありがたいことだと思っております。

私の感想

さて、ここからは今回の楽会での私の感想を書きます。

まず、皆さまそれぞれの演奏発表、素晴らしかったです。ありがとうございました。

また、自己紹介やFikaの時間に、「ニッケルハルパや北欧の音楽に興味を持ったきっかけ」について色々な方のお話を聞くことができ、とても興味深いと思いました。

特に、ゲーム関連の話題(「アイドリッシュセブン」というゲームのキャラクターがニッケルハルパを持っている、他のゲームのサウンドトラックにニッケルハルパや北欧の音楽が使われている)は私はあまり詳しくなかったので、皆さんのお話に学ぶことも多かったです。

そういえば、昨年の夏ごろに、関西から体験教室にいらしてくださった方たちもゲームの話題をしていた(キャラクターがニッケルハルパを持っているとおっしゃっていた)なあ、と楽会の最中に思い出しました。

講師側が知らない話題だと、個人レッスンの時に話題が出ても「へえ~、そうなんですね」で終わってしまうのですが、生徒さんで他にも詳しい方がいらっしゃると、話題が盛り上がって、とても良いなと思いました。

今回は北欧の笛教室とも一緒だったので、違う楽器同士での交流もあり、皆さまのおかげでより一層楽しい会になったと思います。

楽器や音楽への入り口は人によって様々だと思うのですが、その中でも楽器を続けることや、レッスンを続けること、レッスンにはなかなか来られなくても楽会だけは参加するなど、それぞれのかたちでこうして楽器を続けていらっしゃることは、なかなかできないし、すごいことだと思いました。

皆さま、本当にありがとうございました!

Fikaの時に話題に出た曲や動画など

ここからは補足という感じなのですが、Fikaの時に話題に出た曲の動画や音源などを、少しあげていきたいと思います。

まず教えていただいたのが、Unravel(アンラベル)というスウェーデンのゲームの、サウンドトラックの曲です。

こちらのゲーム、スウェーデンを舞台にしているそうで、伝統音楽も使われているそうです。動画の曲は「Halling efter Per Lööf(ペール・ルーフ伝承のハリング)」だそうです。

ハリングというのは、ポルスカやワルツのような感じで、2拍子の曲/ダンスの種類になります。Per Lööf(Löf)は昔の奏者です。

この曲、「どこかで聞いたことがあるかも?」と思ったので、どの音源を聞いたのか調べてみました。おそらくこちらだと思います↓

この曲はVärmland(ヴェルムランド地方)の曲らしく、このCD↑の奏者達もそれぞれにVärmlandの曲が得意な有名な奏者達だなと思いました。こちらの演奏は4人での演奏ではなくて誰かのソロのようですが。

「Unravel」というゲームの音楽を手掛けているのはFrida JohanssonとHenrik Ojaのお二人だそうですが、そのうちのFrida Johansson(フリーダ・ヨワンソン)は「Kraja(クラヤ)」というスウェーデンのフォークアカペラグループ(女性4人組)の一人です。

Kraja(クラヤ)はこういう方たちです。Unravelのコーラスにも参加されているそうです。

Krajaは日本にも何度もいらしています。ハーモニーフィールズさんのHPで日本語の紹介がありますので、ぜひご覧ください→「Kraja Hermony Fields」のページ

また、Unravelのゲームの音楽を実際に演奏している動画がFridaのYouTubeチャンネルにありました(ビデオの音質的に少し聴こえにくい(迫力が伝わりにくい)かもしれませんが)。ここでニッケルハルパを弾いているのは、昨年民音の「ノルディック・ウーマン」で来日演奏していたSunniva Abelli(スンニヴァ・アベリ)だそうです。

ニッケルハルパ奏者のSunniva Abelliについては、このHPのスウェーデンの奏者紹介のページでも音源を一部ご紹介していますので、もしよろしければご覧ください→スウェーデンの奏者の動画集3

また、ゲーム関連でもう1つ、「クロノトリガー」というゲームの曲をニッケルハルパで弾いている方の動画の話をしたのですが、それがこちらの動画です。

ニッケルハルパを弾いているのはAnna Gustavsson(アンナ・グスタヴソン)、ピアノはDaniel Rosenqvist(ダニエル・ローゼンクヴィスト)という方だそうです。ストックホルムの音大の部屋で撮ったものだそうです。

Anna Gustavssonもスウェーデンの奏者紹介のページで音源を一部ご紹介していますので、もしよろしければご覧ください→スウェーデンの奏者の動画集3

この他にも色々な話題が出ていたかもしれませんが、私が今思い出せるのはこのくらいでしょうか。

様々な場面でニッケルハルパが使われていたり、話題になっているんだなと思いました。

私も知らないことがたくさんあるので、教えていただくとありがたいなと思います。


以上、第4回ニッケルハルパ&北欧の笛楽会の様子、感想と、話題に出た音源などをご紹介しました。

楽会は、今年の冬、来年の夏とまた開催していく予定ですので、ご都合の合う方はぜひ、またのご参加をお待ちしております。

楽器を始めたての方はもちろん、「楽器は購入したけどしばらくさわっていないな」という方や、「1~2回レッスンに行ったっきりだなあ」という方も、どうぞお気軽にお越しください。

お読みいただき、ありがとうございました。