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【動画】「Pintorpafrun(ピントルパフルン)」

/ ニッケルハルパ奏者

動画

Pintorpafrun(ピントルパフルン)の動画を撮りました。

ご覧いただけましたら嬉しいです!

「Pintorpafrun」はウップランド地方で伝わる曲で、Bondpolska(ボンドポルスカ)と呼ばれるタイプのポルスカです。

・Pintorpafrunという曲名のもとになっている言い伝えについて→Pintorpafrunについて

・Bondpolskaについて→Bondpolska(ボンドポルスカ)の紹介

前回のブログでは、もっとゆっくりめに演奏したもの(練習中)を載せました。

演奏中のイメージの仕方を変える & 新しい動画「Pintorpafrun」

前回は「響きを聴こう」という目的の練習で、ゆっくりめに弾きましたが、今回はBondpolskaの雰囲気を練習するために、テンポをあげて弾きました。

Bondpolskaの弾き方について

Bondpolskaの弾き方は奏者や曲によって少しずつ違うので、「自分にとってしっくりくる、この曲の弾き方ってどうしたらいいのかな?」と考えました。

私はこの曲をSonia Sahlströmに習ったのですが、Soniaの弾き方と全く同じにしようとして、とらわれてしまって、かえってがちがちになっていた(しかもSoniaの弾き方と同じにもならなかった)ことがあります。

なので、「自分は自分の弾き方をしてもOK」「私にとってはどう弾くのが自然だろうか?」と思うようになりました。

Bondpolskaー勢いとやさしさのコントロール

Bondpolskaは、弾き方によっては一見、勢いが強くて暴力的な弾き方に見えるかもしれませんが、やさしさと美しさも備えているポルスカだと思います(どのポルスカも、形は違えどそうかもしれません)。

勢いとやさしさの力のコントロールが難しいです。

私は、雰囲気を出そうとするとどうしても力が入りすぎて全部暴力的に弾きがちなので、今回は一度「全部やさしくふわっとゆっくり弾く」練習をたくさんしました。

そして、動画ではさらにそれも忘れて、自由に弾くようにしてみました。

自分なりのイメージの仕方

唯一具体的に意識したことは、弓をかえすところでふわっとさせる(拍の終わりと頭で力を抜く)ことと、拍の途中で一瞬勢いよく進むことです。

これ↑は、OlovにBondpolskaを教わった時には、「拍の頭と終わりを圧力を抜いてゆっくりにして、拍の途中を速くして圧力をかける」と教わりました。

内容的には、上に私が書いたこととOlovの教えてくれたことは同じ内容なのですが、私は「拍の頭と終わりをゆっくりに」と思うより、「弓をかえすところ(拍の終わりと頭)でふわっとする」というイメージの方が自分には視覚的にイメージしやすく、曲の流れも止まらずにすむような感じがしましたので、こちらのイメージでやってみました。

また、Soniaには、BondpolskaもSenpolskaも「2拍目でシュッと上げるのが大事」と言われたので、それも意識して練習していました。

ただ、意識しすぎると力んでしまうので、適度にしました。

力まなければもっとやってもいいかもしれません。好みもあると思います。

勢いよく→力が入ってしまう

Soniaの2拍目の話もそうですが、勢いよく進むとなると、どうしても力が入ってしまうので、手に過剰な力を入れずに一瞬で圧力をかけることと、その圧力をいかに毎回ふわっとさせられるか、を自分の課題としました。

Pintorpafrunは特に、「ふわっとさせたいところ」に細かい音がつまっているので、ふわっとさせにくく、伸ばしが多いような曲に比べてBondpolska感を出すのが難しいと思いました。

でも、絶対に弾きたいと思って練習しました。

弓の動きに身体や頭がつられると、振り回されてしまってうまくいかないし流れが止まるので、自分の軸を保ったまま弓の動きを大きくして流れを作るようにしました。

スランプ

この動画を撮るために、数日前からインテンポで弾く練習に戻し始めたのですが、全然うまくいかなくて、軽くスランプだと思いました。

「やさしく弾く練習」は良くなってきたのに、そこで作った響きや力加減を壊したくなくて(自分の変な癖が出るのを恐れて)、勢いなどをプラスすることができなくなりました。

でも、ただずっと「ふんわりまったり~」と弾くだけだとBondpolskaの響きのシュンッとした良さがうまく出ません。

全然できないな…と思いながら弾いていると、リズム感もなくなって探り探りの弾き方になり、よりBondpolskaらしくなくなる、と感じました。

また、そういう負のループに入ると、過去(ニッケルハルパを始めてすぐの頃)に、ニッケルハルパを弾く別の人から何か嫌なことを言われた(内容は全然覚えていない。皆の前で怒鳴られただけ。言った本人もイライラして当たってきただけだと思う)ことなども思い出してしまい、軽く落ち込みそうになりましたが、

ニッケルハルパを始めてから経験した、たくさんの良いことを思い出し、落ち込む必要など無いことに気がつきました。

気持ちが吹っ切れると、「まあ、自由に弾こう!」と思えるようになってきて、Bondpolskaらしく弾けるようにもなってきて、動画を撮ることができて良かったです。

動画ではごまかされているかもしれませんが、左手の指に力が入ってしまうので、もっと力を抜けると良いなと思うのと、ボーイングの雰囲気(力の抜き具合と勢いのコントロール)をもっと確かにしていけると良いなと思います。


以上、動画「Pintorpafrun」と、動画を撮る際に考えたことなどを書きました。

お読みいただき、ありがとうございました。