昨日に続き、10月に和訳したコンサートのまとめです。
今回は「Orsa spelmän」(Boda, 2020)のまとめ(概要と曲目リスト)です。
コンサート概要
こちらのコンサートは、2020年にBoda Hembygdsföreningによって開催されたコンサートです。
2020年、コロナ禍になってすぐの頃のもので、コロナの影響で中止になってしまったBoda stämma(ボーダのステンマ。ステンマは各地で開かれる伝統音楽とダンスのイベント)の代わりに、配信コンサートで皆さんに楽しんでもらおうということで、無観客で配信されました。
演奏しているのはOrsa spelmän(オッシャ・シュペールマン)の面々で、4人のメンバーです。Leif Göras(レイフ・ヨーラス)、Perra Moraeus(ペッラ・モレウス)、Olle Moraeus(オッレ・モレウス)、Pether Olsson(ペーテル・オールソン)です。
アコーディオンを演奏しているのがPether、その手前がOlle、Olleの向かいにいる木管楽器も演奏している人がPerra、そして画面向かって右奥がLeifです。
Orsaの曲を中心に、Leifの故郷であるÖstbjörka(ウストビョルカ)の曲やPetherの故郷であるJämtland(イェムトランド地方)の曲も演奏します。
和訳した記事
Orsa spelmän (Boda, 2020)のコンサート和訳①
Orsa spelmän (Boda, 2020)のコンサート和訳②
Orsa spelmän (Boda, 2020)のコンサート和訳③
Orsa spelmän (Boda, 2020)のコンサート和訳④
Orsa spelmän (Boda, 2020)のコンサート和訳⑤
動画・曲目リスト
演奏が始まるところ(0:46~)の再生にしてあります。
①(0:47~)Gånglåt efter Göras Anders(ヨーラス・アンダーシュ伝承のゴングロート), Östbjörka
②(3:50~)”Blickus 3:an”, Polska efter Bleckå Anders(「ブリックス・トレーアン」ブレッコ・アンダーシュ伝承のポルスカ), Orsa
③(7:12~)Jämtpolska & Rättvikspolska(イェムトポルスカ & レットヴィークスポルスカ)同じ曲の違うバージョン同士, Jämtland & Rättvik
④(11:20~)”Perras vårlåt” av Leif Göras(「ペッラの春の曲」レイフ・ヨーラス作曲)
⑤(15:19~)”Bodakôlla” av Olle Moraeus(「ボーダクッラ」オッレ・モレウス作曲)
⑥(19:56~)”Schevens polska” av Tina Ahlin(「フェーヴェンのポルスカ」ティーナ・アリーン作曲)
⑦(23:05~)”Polska från Karlaplan” & “Klinga mina klockor”(「カーラプラーンのポルスカ」&「私の鐘を鳴らせ」おそらくどちらもBenny Andersson作曲)
⑧(27:50~)”Bluespolska” av Perra Moraeus(「ブルース・ポルスカ」ペッラ・モレウス作曲)
⑨(32:37~)”Trolskan” av Benny Andersson(「トロルスカン」ベニー・アンダーション作曲)
⑩(35:34~)”Skänklåt (till far, Göras Anders)” av Leif Göras(「父へのフェンクロート」レイフ・ヨーラス作曲)
⑪(39:50~)Systerettan Orepolska & “Klimpen” av Timas Hans(オーレポルスカのシステルエッタン(システルポルスカ1番)&「クリンペン」ティーマス・ハンス作曲), Ore
⑫(46:31~)Stigvals efter Jämt-Olle(イェムト・オッレ伝承のスティーグヴァルス), Orsa
⑬(52:28~)”Görasbacken” av Leif Göras(「ヨーラスバッケン」レイフ・ヨーラス作曲)
⑭(57:24~)”Ceremonilåten” av Olle Moraeus(「セレモニーローテン(セレモニーの曲)」オッレ・モレウス作曲)
MCの内容は和訳の記事をご覧ください。
【曲と和訳記事の対応関係】
①~②曲目ー和訳記事1、③~⑤曲目ー和訳記事2、⑥~⑧ー和訳記事3、⑨~⑪ー和訳記事4、⑫~⑭ー和訳記事5
以上、Orsa spelmänのコンサートのまとめでした。
和訳した時にも確か書きましたが、この方たちの演奏は本当にベテランな感じがするので(笑)、見ていて(聴いていて)清々しい気持ちがします。水が上から下に流れるように曲がすーっと流れていくので。
私はOrsaの曲とか演奏のことはあまりよくわかっていませんが、このコンサートも和訳して良かったと思いました。
お読みいただき、ありがとうございました。