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「意志のある演奏」の魅力。

/ ニッケルハルパ奏者

Väsenの「Kapten Kapsyl」です!

色々見ながらも、最終的に再び見に戻ってくる動画の一つです。

これもコメントするのが蛇足に思えますが、やっぱり音のガツンとくる感じが、「そうそうこれこれ!」になるのだよなあといつも思います。

きれいで幻想的な演奏も良いけど…やっぱりこの感じね!です。

音色に関しては私はニッケルハルパのことしかわかりませんが、「音のはっきりさ」がやはり大事だと思っています。ぼややーんとほんわか弾くのも音色のバリエーションとしては全然アリですし一見きれいに聞こえるし(「一見」ね)趣味の問題ですが、私はこの意志のはっきりと出た、ニッケルハルパらしいツンとした音と、その先で響く音色の美しさがやっぱり好きだなと思います。

スウェーデン民族音楽全体に言えることだと思いますが、例えばスウェーデン民族音楽(ダンス)で最も多い種類の曲である「ポルスカ」を弾いている時にも、「リズムの上下」や「前にすすむ意志」を強く打ち出している人の演奏ほど人を惹きつけるように(音の強弱の問題ではなく意志です)、「その人らしいリーダーシップを発揮する」ことが、その人の音楽を魅力的にする要因の一つだとあらためて思います。

(って、書いていて思いましたがスウェーデン民族音楽だけじゃないですね)

私は、自分にはそれがまだ足りていないことを今強く自覚しています。

意志を持つこと、それをはっきりと示すことに取り組み中です。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

219曲目は「Hem från Gesunda」Eric Sahlström作曲です!