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去年の抱負と今年の抱負

/ ニッケルハルパ奏者

あけましておめでとうございます。

去年、知り合いの方に一年の抱負を尋ねられた時、私はこのように答えました。

「自分のことを優先する」(=犠牲や我慢はもう限界)

私は、普段よく「自分の考え方が普通じゃないのかもしれない。やばい。早く人間になりたい」と思うことがあって、今までずっと「なるべく普通でいよう」と頑張ってきました。

例えば飲み会や大勢での集まりは基本的に苦手で(気を遣ってしまって疲れてしまって)、でも断るのは相手を不快にさせてしまうかと思ってなるべく行くように頑張っていました。「楽しみだね!」「うわー、楽しそう!」という言葉を聞く度に、楽しそうというよりも疲れるし帰りが遅くなって寝るのが遅くなるのが嫌だな…と思っている私って、そういうのを楽しめないダメな奴なのかな、とか。

はっきり「行きたくない」なんてそんなことはとてもとても言えないですし、そういうことを自分で「思う」ことすら禁止していました。

断ることも全然できなかったです。

でも無理なものは無理だし、その生き方は限界にきていたので、去年の私はとにかく「自分のことを優先しよう」と決めました。

そう決めることすらも勇気が要ったほど、私は自分のことを後回しに考えてきました。周りの人は本当はそんなことは全然求めていなかっただろうに、それでも私は勝手に自分を犠牲にしていました。

結局去年は色々なことがあって、私は少しずつ断ることができるようになり、断ることに罪悪感を抱く割合も少しずつ減りました。また、「私は普通でいるのは無理だからありのままの自分を受け入れよう」と思えるようになってきました。

ちなみに「普通の人」って本当はどこにも存在しないので、「自分は普通じゃないんだ」と自分を受け入れることは誰にとっても有益だそうです。私達は誰も普通ではない。


で、そんなこんなで今年の抱負は「楽に自然体で生きる」です。

年末に自分を振り返ってみて、今年は「自分の好きなものにもっと手を伸ばそう」と思いました。嫌いな人や苦手な人のことをつい考えてしまいがちですが、それよりも自分の好きな人達のことばかりを見て、そちら側にいようと思いました。そうすると肩の力が抜けて、楽になれるなーと思います。

人は自分が意識を向けている方に引っ張られるそうです。雰囲気も考え方も。

何かすごいことをしなくちゃ、と自分を奮い立たせるのではなく、その場で出てきた自分で、今の力量でやっていきたいなとも思っています。飾った自分で勝負し続けるのは辛いので、等身大の自分でも全然やっていけるんだというのを自分に教えてあげたいです。

162曲目は「Polska efter Futteri Petter」です!

今日もお読みいただきありがとうございました。

今年もどうぞよろしくお願い致します。