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愛想笑いなどについて。

/ ニッケルハルパ奏者

愛想笑いは、時と場合によっては必要なものでもあるのですが、必ずしなくてはいけないものではありません。

特に女性は、なにかにつけて「笑顔で!」と言われる場面が多い気がするので(男性はわかりません)、笑顔でいようとすることが自動化されている(笑顔がうまい)人も多いと思います。

私も「笑顔でいなければいけない」という思い込みが強く、それは自分の長所でもあるのかもしれませんが、本心に反して笑顔でいることが長い間癖になっていました。それは時に辛く、またそういうことを続けていると自分の本心がそもそもわからなくなってくるのだということに気が付きました。

「この人は魅力的だな」と思う人を見てみると、必ずしも四六時中笑顔でいるわけではないことに気が付きます。むしろどちらかというと真顔な時が多く、口数も決して多くはないにも関わらず、とても人当りの良いやわらかい雰囲気を持っている人もいて、そういう人を見ていると私も安心します。

無理して会話を続けようとしたり、話題が合わないのになんとなくずるずると相手に合わせて話をするのは疲れてしまうな、というのが最近の私の思いで、そこで「いかに罪悪感から離れてすぱっと会話を終わらせることができるか」というのが今の課題です。なんとなく、話を切るのは申し訳ないような気持ちになってしまうのですが、そう感じている時ほど自分が無理している証拠なので。

その時に、会話の間中よく愛想笑いをしていたり、相手のテンションに無理に合わせていると、自分の本心がわからなくなってきます。だから「愛想笑いは、しても良いけどしなくても良いんだよ」と自分に言い聞かせたいなーと思っています。

(自分の本心がわかるからといって、必ずしも話す相手全員に本音を言う必要はありません。自分の本心が冷静に見つめられると「この人に何をどこまで話すか?」というのが判断しやすいので、結果的に変なウソをついたり余計な一言を言わずに済むんです。本音を全部言うのは無理だし嫌だけど、ウソやお世辞もできれば避けたいので)

話題とか、テンションとか、「合わない」ということを受け入れるのって大事だなと思います。相手が嫌いとかそういうことではなく。

163曲目は「Polska efter Anders Liljefors」です。

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