普段使っているイヤホンが壊れてしまったので、久しぶりに新しいものを買いました。
私はイヤホン自体にはほとんどこだわりが無いのですが、唯一こだわっているのが「インナーイヤー型」であることです。(イヤホンにはカナル型とインナーイヤー型の2種類があるそうです。カナル型は耳に突っ込むやつで、インナーイヤー型は丸くて平らなやつです)
こだわりというか、カナル型の装着感があまり好きではなく、つけていると耳の中がかゆくなってくるような気がするんです…。あと外の音が聞こえにくいのも少し不安で。外を歩く時にはある程度外の音が聞こえた方が安全かなと思っています。(でも一番の理由は耳がかゆくなることです)
ただ、売り場に行くと今はカナル型の方が圧倒的に多く、インナーイヤー型は少なめです。選択肢が少なくて楽といえば楽なのですが、全く無くなったら困るなあと思っています。
そんな感じで(インナーイヤー型であればどれでもいいかみたいな感じで)あまり性能に期待せずにいつも買うのですが、新しいものを買う度に、明らかに性能が良くなっていてびっくりするんです。
今日もびっくりしました。
壊れてしまった以前のものも今日の新しいものと同じくらいの値段か、もしかしたら今日買ったものの方が安いかもしれないのですが、新しい方のイヤホンは音の奥行感があり、音質も良いような気がします。細かい音が色々な方向や距離から聞こえてきて細かい音のニュアンスが聴きやすく、それが頭の真ん中で良いバランスで合わさる感じがします。
「あ、この曲ってこういう曲だったんだ~!」と思います。いつもよく聴いていた曲が、とても新鮮に聴こえます。テンション上がります。
イヤホン自体の個別の性能というより、業界全体で日々進化しているのだろうなという気がします。
今日の私の動画は「Polska från Eda」です!EdaはVärmland(ヴェルムランド地方)の地名だそうですが、確かにそう言われるとVärmland感がある曲かも、と思ったのと、Värmlandなんだったらもっとリズムの上下感がある方が良いかも、と後から思いました。今度またそれを意識して練習しようと思います。たぶん雰囲気がかなり変わると思います。
Värmland出身の奏者もたくさん良い方がいらっしゃるのですが、先ほど書いたように、私的にはどの奏者も上下感がしっかりあるイメージなんです。と言っても私もあまり詳しくはありませんが…(詳しくない私でも目に付くということはやはりそうなのかもと思いますが)。
その一例として、こちらの動画です。MP3の「Värmlandspolska」です(動画の中ではPolskaとHurvenの2曲を弾いています)。この曲は1拍目が短いという、これもまたVärmlandでよく弾かれる特徴的なタイプのポルスカだと思います(あまり詳しくないながらに再び語る。違っていたらすみません。私の動画の曲もこのタイプに近いと思います)。上下感が伝わりますでしょうか。
あとこちらもどうでしょうか。私が動画で弾いた曲を教えてくれたのはニッケルハルパ奏者のOlov Johanssonなのですが、そのOlovがあのEdaの曲を教わったのは、Mats Berglundという次の動画の一番左の方です。ベテラン奏者です。ちなみにこの曲も1拍目が短いかなと思います。私の動画の曲もそうですが、完全にいつも1拍目が短いのではなく、場所によってタイミングが少し変わりますね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!