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ベストではなくベターを狙う

/ ニッケルハルパ奏者

何かの選択に迷ったり、自分の選択について後悔したり、今いる場所で停滞しがちな時の、おすすめの考え方について1つご紹介します。

ベストではなくベターを狙うこと、です。

今回はこのことについて書きます。

迷う時

人生は選択の連続なので、迷おうと思えばなんでもいくらでも迷えます。

今日のご飯のおかずから、仕事上の重要な決断、メールの返信、休日の過ごし方など。

音楽の話で言えば、たとえば選曲です。何の曲を練習するのか、何の曲を演奏するのか。

曲が決まっても、どうやって練習するのか、そしてどのくらい練習するのか。どこまでできるようになれば良いのか。

そもそも自分はどんな演奏がしたいのか、どんな音色を出したいのか、楽器で何をしたいのか。

自分なりに考えることは大切ですが、迷い始めると結構きりがありません。

ベストを狙わずにベターを狙う

そんな時、常に「ベストな選択をしよう」と思っていると、決めるまでに時間がかかったり、なかなか決められなかったり、

ベストな選択への期待が大きすぎて、決めた後にも「ベストな選択をしたはずなのになぜかもやもやする…」みたいなことになったりします。

「ベストな選択をしよう」としすぎてかえって踏み出せなかったり、停滞してしまう場合、本当にベストな選択をすることよりも、私は「とりあえずベターな選択をして何か1つでも行動する方が良い」と思うようになりました。

とりあえず行動する

「停滞している時間」というのはもったいないんです。

余計なことも考えるし、どうでもいいことに悩むし(忙しければ悩まないようなことにいちいちつっかかって悩みます)。

たとえば何か「嫌なこと」があったとしても、他にも「嬉しいこと」や「驚いたこと」や「大変なこと」などが日々めまぐるしくあれば、嫌なできごとの濃度が自分の中で薄まっていって「まあ、いいか!」と思えます。

それが、停滞していると、嫌なできごとについて必要以上に考えこんでしまったり、「きっと今後もこれが繰り返されるのだ…将来が憂鬱だ…」などと悲観的な妄想(実際はそうはならない)をしてしまったりします。

ベストでなくていいから、とりあえず決めて行動する。

行動すればそれは経験になるし、良い経験も悪い経験も、経験は財産なので、停滞している時よりもはるかに多くのことを学ぶことができます。

選曲なら、もうとりあえず1曲決めてしまって練習する。

練習方法も、とりあえず1つ決めてそれで突き進んでみる。

問題が出たらその時に対処すれば良いので、「これがベストな選択でなかったらどうしよう?」と心配したり、問題が出ることを前もって心配しすぎることはしなくて良いのだ、と思います。

その過程でもしも「自分の選択が間違っていた」と気づいたら、次回以降の反省にいかすか、修正できる時点で早めに修正すると良いと思います。

「間違い」に見えるのは自分がそう見ているから。

ただ、そもそも「その選択が間違っているかどうか」というのは、見方によっていくらでも変わってしまいます。

自分の選択に普段から不安がある人は、「自分はきっと選択を間違えるに決まっている」「自分の選ぶものはいつも間違っている」という思い込みがあるので、どの選択を選んでも、最終的には「自分の選択は間違いだった」と思ってしまいがちです。

ベストな選択をする云々よりも、まずここが根本的な原因かもしれません。

本当にその選択が間違っているかどうかよりも、とにかく自分が自分のことを信用していないから、全部が全部間違いだったように見えてしまうのです。

自分の選択が本当に合っているか間違っているかなんて、10年後、20年後、30年後になってはじめてわかることだし、その時々で解釈も変わります。

間違った選択をすることを、恐れる必要はありません。

どの選択も正解だとしたら?

間違いを恐れる代わりに、「本当はどの選択肢も正解」なのだとしたら、どうでしょうか。

どの選択も正しいのだとしたら、自分は何を選ぶのか?

間違った選択なんて無いとしたら、それぞれの選択に対する解釈自体も変わるかもしれませんし、自分が選ぶものも変わってくるかもしれません。

どんな選択をしても、トラブルや問題は起きます。

しかし、その時々の自分の物事のとらえようで、問題は大きくもなれば、小さくもなります。

選んだ選択の先で何が起きるかは自分にはコントロールできませんが、自分のとらえ方は変えることができるし、とらえ方を変えることで問題の大きさ自体も変えることができるんです。

私自身、停滞しがちな時はありますが、そんな時に無理やりにでも先に進まなければいけない状況があると、その状況が自分を救ってくれることもあるんだなと感じています。

選択の内容によっては、慎重に選ぶべきものもあるし、誰かと一緒に選ぶ場合は相手のペースや考え方も尊重しなければいけません。

それでも、「自分自身の、日々のちょっとした選択」に関しては、ベストよりもベターを狙う練習をすることで、日々の選択や行動のペースが速くなり、自分の身の回りの生活がうまく循環するのかなと思います。

楽器の練習にしてもそうで、迷っている間に、5分でも10分でもとりあえず弾くことを私はおすすめします。

以上、「ベストよりもベターを狙う」について書きました。

参考になりましたら嬉しいです。

お読みいただき、ありがとうございました。