以前、和訳の記事で「Duo Cavez &Paulson」のコンサートの動画を和訳しました。
Duo Cavez / Paulsonのコンサート、日本語訳①
Duo Cavez / Paulsonのコンサート、日本語訳②
Duo Cavez / Paulsonのコンサート、日本語訳③
和訳したコンサートまとめ①「Duo Cavez / Paulson」
コンサートの動画では「CDの発売が遅れている」と話されていましたが、そのCDが発売になったようで、SpotifyやYouTubeで昨日公開されているのを発見しました。
ですので、今回はこのアルバム「MURMURES」を紹介したいと思います。
MURMURES(vaggvisa、子守唄)
演奏しているのは、ベルギー(ハンガリー)のアコーディオン奏者Sophie Cavezと、スウェーデンのニッケルハルパ奏者Josefina Paulsonによるデュオです。
お二人はもともと別の人達とそれぞれデュオを組んでいて、そのデュオ同士が合わさったカルテットで(4人組)「Sirus」というグループを組み活動していました。
そのSirusをきっかけに、この2人でのデュオを始めたみたいです。
Sirusについて→音楽紹介:Sirusのアルバム「Lummen」
2人が今回出したアルバムの名前は「MURMURES」です。
発音はよくわかりませんが、動画での発音を聴く限り「ムルミュール」という感じでしょうか。
「murmures」というのはフランス語?みたいです。単語の意味は色々とあるかもしれませんが、動画でJosefinaが「(アルバムとしては)vaggvisa(子守唄)の意味です」と言っていました。
2人はどちらも子を持つ母親ということで、母親にとっての身近で大切な音楽である子守唄をコンセプトとしてこのアルバムが作られました。
すべて2人のオリジナルの曲ですが、2人がルーツとしているそれぞれの伝統音楽の世界観とも切っても切り離せない曲達になっているそうです。
アルバムジャケットの絵は、子どもを持つこと、母親であることなどを表現した絵なのだそうですが、センスが良くてとても素敵です。もちろん演奏も。
本人たちによる曲の解説などはコンサートの和訳の記事をご覧いただければと思います。
この2人の組み合わせというだけで、もう「良い感じそうだなあ」と思っていて、コンセプトが子守唄と聞いて「うわー、最高そうだな」と思いましたが、コンサートの動画を見た時、本当に2人にぴったりの曲と演奏だと思いました。
かわいらしくて、あたたかくて、優しい世界に包まれています。
童話集のような感じで聴いて欲しい、と動画で本人達も言っていました。
ぜひ聴いてみてください!
今回は、Sophie CavezとJosefina Paulsonのアルバム「MURMURES」を紹介しました。
お読みいただき、ありがとうございました。